子ども4人不登校からの学び

めんどくさい私のお葬式。

今日は知人の通夜式に参列した。

亡くなったのは義父母の古い友人夫妻の奥様だ。

私自身は近年顔をあわせることは全くなくなっていたのだけど、若かりし頃誰一人として知る人のいない場所へ嫁に来た身としては会うたびに気さくに声をかけてくれた人のことは忘れないものだ。

とても手先の器用な人で、娘たちが小さい頃は手作りの可愛らしいリュックを作ってきてくれたりお店ではなかなかみないような愛らしい柄の服を作ってプレゼントしてくれたりした。

でも、そのことも実は今日本当に何年かぶりに思い出したのだ。

急なお別れでご家族もさぞかし胸を痛めていることだろう。

通夜式へは夫と義母と参列したため、行き帰りの車中は故人の思い出を語った。

たまたま一昨日「お母さんが死んだら棺桶に何入れてくれる?」なんていう質問をしたばかりだ。なんだか死ぬことについて考えてしまう。

でも以前ほど死を怖れていない気もする。(いま余命宣告でもされたら完全に大パニックだとは思うけど笑)

夫さん、いま私が死んだら斎場ではスマホのミュージックに入ってるプレイリストの「槇原さん」をエンドレスで流してね。もしオススメの曲があったら追加してもいいよ。

あと、可愛い写真をいっぱい飾ってね。子どもたちとの写真や、農園・学園を取り巻くみんなとの写真も。

花はマトリカリヤが好きなの。結婚式のブーケにも入れてもらったんだ♪それだけでいいから、いっぱい飾ってね。そんなにお高くつかないと思うから。あ、もし調達できたら私好みの紫陽花のドライフラワーも少し、、、。

あと、さみしがり屋のかまちょだから、なんか参列してくれたみんなで寄せ書きとか書いて棺桶に入れてくれたらめっちゃ嬉しいな(〃ω〃)もちろん書いてもいいよーっていう人だけね。ユキコさんの素晴らしいところや大好きなところを言わないと帰れないとかは言わないからさ^^;

あと、お焼香終わってもさっさと帰らないでコーヒーの一杯も飲んでってよ。そんで私の好きなものや信念を当てっことかして盛り上がってね。

黒い服なんて着てこなくていいよ。いつもの格好で来てね。

私ってほんとめんどくさいな。でも死んでもそれを発揮したい。だってみんなに愛されていたいんだよ。私に会えて嬉しかったよって、いてくれて良かったよって、そのままでいいよって、、、いつだってそういうのを感じてたいんだ、、、。だからみんなで「ユキコさん、ほんといつもめんどくさかったよねー」って笑ってね。そしたらたぶん大満足でお空の橋を渡れると思う^^

あ、マトリカリヤは何種類かあるみたいだから間違えないでね。これだよ↓

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

46歳。果樹農家の嫁。
4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされる。
今年長女20歳、次女18歳、長男14歳、次男12歳。
長女はファッションやメイクについて発信をしており、末っ子は近所のフリースクールへ。ほぼ全員家で自由気ままに過ごす毎日。