子ども4人不登校からの学び

金丸文化学園。

2017年、9月にスタートした金丸文化学園「〇〇の会」

〇〇の中には食べ物の名前が入る。
「たこ焼き」だったり「おにぎり」だったり「焼きいも」だったり「焼きそば」だったり、「豚汁」だったりその月によって変わり、今月は「ほうとうの会」だった。

もともと、うちの子どもたちが学校に行かなくなり同じような境遇の親子の居場所を作りたいという想いだった。

でももう一つ、いくら私たちが面白い人や場所を知っていても子どもたちがそんな得体の知れない場所に行くのはなかなか難しくて、、、。
だから同じ敷地内で何かやってれば、面白そうなら覗きにこれるし気が向けば一緒に過ごせばいいし、そんなふうにできたらいいなと思ったから。

3年がたった今、毎回来てくれる人もいるし誰かの紹介で来てくれる人もいるし、差し入れに来てくれる人がいたり、本当にありがたい出会いがいっぱいだ。

そしてうちの子どもたちも、参加するもしないも、ちょっと覗くも覗かないも自由に選ぶことができて、一緒にその場にいれば声をかけてくれる人がいるし、一緒に話をしたり遊んでくれる人がいて、
全く顔を出さない日でも飼い犬の散歩に出たりしたときの様子を見て「背が伸びたね」なんて声をかけてくれる人がいて、ただただありがたい。

今日は実は起きたときにほんのちょっぴりなんだけど気が重いというか、ちょっぴり元気がない自分がいて。
なんか少し不安というか心配というか寂しいというか、、、。

それで、活動をはじめた頃に「来た人をがっかりさせたくない」とか、「滞りなくしなくちゃ」とかそんなふうに力が入ってたことを思い出した。

そうだ、自分が頑張るんじゃなくてみんなに手伝ってもらうんだった、、、。

自分がいろんなことに気を回して1人で頑張ってると全然楽しくなくて。

楽しくなくちゃ続けられないから少しずつみんなに力を貸してもらうことを覚えて。

なんでも自分でやるんじゃなくて、来てくれた人と一緒に場を作るんだってわかったときから楽しくなった。
頼まれた人もたぶん嫌じゃない、嫌なら来なくなるだろうし、もし逆の立場だったら頼まれたら嬉しいって思うと思ったら頼めるようになった。

だから今朝ちょっとだけ気持ちが重かったけど、みんなと一緒にやるんだったって思い出していっぱい甘えた。

みんなと触れ合って、心が緩んで、
やっぱり「みんなのためにやってる」なんてことは全然なくて、
私が本当に癒されるばかりで。
「ありがたい」
ただただそんなふうな気持ちばかりがこみあげる。

今年は農繁期後の8月からずっと外と中でやっている。
特に焚き火はほんとに良くて、緩んだ胸の内がポロっと出ることもあれば、会話なくただ見つめているだけでも良くて。

そんな感じで来月も更に寒さは増すと思うけど外でカレーライス食べます!ぜひお気軽に遊びに来てね^^

第26回金丸文化学園 カレーライスの会

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。