子ども4人不登校からの学び

学校に通える子の条件。

 

考えたくないけど、今の公立の学校の多くは通える子どもがとてもとても限られているということだ。

 

考えたくないけど、条件を満たしてないと通えないということだ。

 

与えられた環境に文句を言わないどころか疑問を持つこともしないで、目上の人のいうことには従って、

与えられた無理難題にも応え(または応える努力をして)、まわりの空気を読んで合わせることができて、

大人が見て喜びそうなことをして、嫌がることをする自分はダメな人間だと思い、

苦手なことも辛いことも我慢、克服、乗り越えてこそ素晴らしいという思想に従順に洗脳され、、、、、

 

 

と、まあこれだけ書くと自分の子が学校に適応できなかった負け惜しみだとか、学校に行ってる側の人たちをバカにしてるとか、いろいろ言われるのも覚悟の上でそんなの全く気にしないのだけど。

 

でも私はただ単に敵を作りたいわけじゃない。

 

今いる自分の位置になんとなく違和感を覚える人たちに「?」を投げかけたい。

 

その違和感は間違いじゃない。

 

なんかおかしい、なんか納得いかない、

 

そんな思いにときどき駆られる人たちに問いかけたい。

 

子どもが先に気づくこともあるだろう。

 

そんなときはかつての私のように、「そうはいってもね、、、」なんて、なんとか子どもの言うことが加速しないよう納得させることばかりを考えないで

 

子どもがそんなふうに言い出した理由や、そんなふうに感じる理由を考えてもらえたらと思う。

 

それから、今学校に順調に通っている子どもたち、もちろん学校大好き!めっちゃ楽しい!って通ってる子も中にはいるだろう。

でも、多くの子どもたちはすごくすごく頑張ってる。

そこをわかってあげてほしい。

間違っても「ちっとも勉強しなくて困る。」なんて言ってゲームを取り上げたり、

好きなことをする時間を与えないために習い事を増やしたりするのはやめてもらいたい。

 

自分がそんなふうな扱いを受けたらたまったもんじゃない。

 

「うちは、お宅の子と違ってできが悪いから」「私がなんとかしてやらないと何もできないから」なんて言ったら、ほんとに乗り込んでいって胸ぐらを掴んでどの口がそんなこと言うのかとことん聞かせてもらいます。

 

「できが悪い子」「なんとかしてやらないと何もできない子」にしてるのは他でもない、そう言ってる人のせいなんで。

子どもさんは立派に望みを叶えているのだから。

 

 

だから、

 

だからどうか、日々頑張ってる子どもの「できてるところ」を見てほしいし、

それにはまず、日々頑張ってる自分の「できてるところ」を見てほしい。

Share

勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。