子ども4人不登校からの学び

コロナさんと不登校。

こんなときだけど、、、いえ、こんなときだからこそ言わせてください。

今、世間は新型ウイルスで大騒ぎ。日本全国の学校が一斉に臨時休校になるなどかつてない異例の事態だ。

子どものいる家庭ではこれから毎日どうしたらいいのと、てんやわんやだ。

小学校も高学年ならともかく低学年で、共働きやひとり親の家庭では

「日中子どもどうすんの!?」

「これから毎日お昼ご飯も用意するの!?」

「勉強はどうしたらいいの!?」

「時間があり過ぎて、何して過ごさせる!?」

「そんなにずっと子どもと一緒にいたら息がつまる〜〜!」

などなど。

実はね。

これね、、、。

これ全部、ある日突然わが子が学校に行けなくなった多くの家庭が陥るのと同じ状況なのだ。

しかも不登校の場合、終わりが見えないからね。

今回のコロナさんの騒ぎ、、、学校に行かない選択をしている家庭では全く無問題、平常運転だ。

だから不登校を「ただ甘やかしてるだけ」とか、「怠惰」だとか思ったり言ったりしてる人たちは、ちょっと「あれ?」ってなればいいなと思ってる。

毎日毎日子どもが家に居続けることがどういうことなのか。

ただの甘やかしなんかで成り立つものなのか。

学校に行っていれば嫌なこともあるだろうが、とりあえずは与えられたことをこなしていれば時間は過ぎる。

不登校の子どもは、来る日も来る日も自分がどう過ごすかを自分で決めて、退屈な日もなんとかやり過ごすのはなかなか大変なことだ。

ゲームや動画ばかりもエネルギーがいるし、時間がたっぷりあるからふと自分と向き合い考え込むようなことだってある。

子どもと一緒にいて息がつまるのは、子どもに干渉し過ぎてるから。

自分にもダメ出しいっぱいしてるから。

子どもは放っておいてあげようよ。

せっかく学校お休みなんだもん、自由にさせてあげようよ。

新型ウイルスの影響で経済がストップしてしまうとか大変な問題はたくさんあるのだろうし、亡くなった方もいるのは本当に悲しく残念なことだけど、

大震災にしろ大型台風にしろ、日本という国はそうやって何か日々の生活に強制的にストップがかからないと、今ある毎日が全然当たり前なんかじゃなくてどんなに幸せなことなのかに気づけない。

子どもや大切な人と過ごせる毎日が今日突然終わってしまうかもしれないないて考えもしない。

毎日文句ばかり、人のせいにばかりして生きてる人もいるだろう。

かつての私もその一人だったから偉そうなことは言えない。(言ってるけど)

人々をこんなに混乱の渦に巻き込んでいるコロナにさん付けなんてと思う人もいるだろう。

コロナさんに罪はないのだ。

この地球は、、宇宙は、、、いろんなことが、本当にいろんなことが相まって成り立っているんだ。

人間が中心ではない。

目先のことばかりに囚われるのはやめよう。

本当の幸せに気づこう。

学校行かなくたって、勉強遅れたって、給食出なくたって、トイレットペーパー売り切れたって、

いいじゃん別に!

ないこととかできないこととか嘆いててもどうにもならん。

今あることを見て、今できることやっていこうよ。

みんなで笑って過ごせたらそれでいいじゃん!

生きてればいいじゃん!

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。