子ども4人不登校からの学び

エニアグラムから見る私たち夫婦。

夫婦で性格が全く違うなんてことは当たり前にあることだけど、

あまりにも相手の言葉や行動が理解できない、または自分の言うことやることを理解してもらえないというのは衝突の原因になったり、寂しさを味わったりすることにつながる。

私は夫と連れ添って23年だが、その感覚がわからないといったことは日常にたくさん溢れている。

それでも夫婦としてやってくる中でそれなりに夫を理解してるつもりだ。

特にお互い心理学や傾聴を学んだからこそ、「自分にはわからないけど、あなたはそうなんだね。」というスタンスは学ぶ前とは比べものにならないほど確立していると思う。

でも!

最近はエニアグラムを学んだことで、自分への理解のみならず夫への理解がさらに深まったと感じている。

私はタイプ4でハートセンター。

夫はタイプ9でガッツセンター。

ハートセンターは、心を軸にして、人との深いつながりや気持ちの交流を大切にする人。また、感情を感じないと生きられない人でもある。

ガッツセンターは、体を軸にして本能と直感を大切にする人。体を使った自分の感覚を大事にし、ものごとをシンプルに捉え、どっしりとしていてブレない人。

私はとにかく一日中何かしらの感情を感じているのだと思う。

特に時間軸が過去ということもあり、過ぎたことに対していろいろと、あーでもないこーでもないと考えては、それに伴う自分や登場人物の感情を感じている。

(一年中頭が忙しいからヘッドセンターかな?なんて思いきや、肥後夫妻の探求セッションではハートセンターの4との判定をいただいている。)

そしてその日にあったことをアウトプットすることがめちゃめちゃ大事。一日中忙しく感じていた気持ちの共有だ。

このことも最近になって、よりわかったので、なるべく夜に夫に短時間でも話を聞いてもらう時間を作ってもらっている。(ありがたや〜)

一方、夫は感じない生き物だ。←この言い方ダメね^^;

体が軸で今ココを生きてるから、私から見ると感情に蓋をして過去の良かったことも悪かったこともなかったことにしているように見える。

特に自己探求の過程では自分の過去と向き合い傷ついたあの日の自分の感情をしっかり感じ直すこと、味わい切ることがとっても大事、、、という認識でいる私からすると、いつでも自分から目を背け逃げ回ってるように見えてしまうのだ。

そんな夫に自分と向き合わせようと、私の気づきを押し付けようとしたり、話の流れで「その時はどんな気持ちだったの?」なんて聞いたりしたことも^^;

でもこれも、私の感じ方と他のタイプの感じ方は私が思ってるのと全然違うみたいというところも最近わかってきたから、夫のようにガッツセンターだからといって決して感じてないわけではなく(そりゃそうだ笑)

私ほど深くは感じてなくても、じんわりとどっしりと、夫らしく感じているのだと思った。

ただ、例えば「喜ぶだろうなぁ!」って何か内緒で用意していたことがあっても、

夫の感じなさは喜怒哀楽の激しい私からすると信じられないくらい感動がないもんだから、すごくガッカリしちゃうこともこれまでには数えきれないほど^^;

そうそう、ガッツセンターの夫はわりと若い頃から肩が凝るだの腰が痛いだのと言う人で、ちょっとでいいから押してくれん?とか揉んでくれん?とかいうんだけど、

私はその度に内心「え〜〜、、」って感じてしまい、「今やってることあるから終わったら!」とか、「あとで寝るときにしてあげるね」なんてことを言いながら、逃げることが多い笑。
(夫はすぐ寝ちゃうから「寝てからもずっと揉んでたよ!」とか嘘言ってみたり←オイオイ)

逆に私がしんどい時は夫はすぐに「どれ、ちょっと横になれし」なんて言って、相当長い時間でも(動画見ながら)揉んでくれるから、悪いなぁとは思う、、、。

でもね、これには訳があるんだよ!笑

夫の肩や背中なんてさ、すっごい硬いから揉むの大変なのよ!

まあ、それは置いといて、

夫は私が押したり揉んだりしてあげても、5分もすれば
「あ〜〜、楽になった、ありがとーー。」って言って私を解放してくれる。

私からすると、え?たったこれだけで?そんな変わるか???って感じなんだけど、
本人の言いっぷりからすると、ほんとっぽい。

体が軸で今ココのガッツセンターだから「今」のしんどさにアプローチすることであっという間に楽になるんだなぁというのは、今日も昼間ちょっと押してあげただけで喜んでる夫を見て更に実感。

ほんとにこんなんでいいなら、これまであまり応えてあげなかったの可哀想だったな、、と反省。

そして私はというと、実は長いこと揉んだりさすったりしてもらっても、
「あ〜〜、楽になった〜〜!」ってことはあんまりない笑(夫よ、ごめん^^;)

でもね、私は「私のために自分の時間と体を使ってくれてる」その気持ちが嬉しいの。ありがたいの。

揉んでもらった後のスッキリより、揉んでもらってる時の嬉しい気持ちをたっぷり感じているのだ。

私の嬉しい様子を見て夫が喜ぶ、こんな気持ちの交流が私にはとっても大切で、それがないと生きる意味を見失うほど。

おっとり、のんびり、変わらない日常を愛する夫に苛立ちを覚えたり、物足りなさを感じることもあるけれど、今ココの心地よさや直感的なことを大切にする夫から学ぶことも多い。

注:エニアグラムについては、肥後夫妻の発信を参考にしている部分と、自分が学び落とし込んで感じている部分を書いています。

愛すべき肥後夫妻のサイトはこちら↓
https://selfdiscovery.jp

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。