昨夜は韮崎市の花火大会に家族で出かけた。
車を拒絶してた末っ子が少しずつ復活してきて、近場だけど前みたいに家族揃って出かけられるのがとても嬉しい。
とはいえ花火大会もお祭り好きの長女が言い出さなければ行ってなかった。
人がたくさんだし、駐車場もめんどくさいし、屋台でお金が飛んでくし、かき氷とかこぼれてベタベタするし(笑)
それでも昨日は全員が行く気になって、そうなれば私も嬉しくなって。
それで会場に向かったけど途中から渋滞、車停めれそうなところもわからず、会場前を通過しようとしたら
『このバスについていけ!』と夫。
(あ、昨日は夫はすでに呑んでたため私が運転)
会場と駐車場を行き来してるシャトルバスの後につくことができた。
駐車場は会場から少し離れてた上に渋滞もしてて、会場入りしたのは花火開始の20分前。
それでも駐車場に向かう車中も、シャトルバスの中も、会場でシートを広げ場所を取ったときも、みんなの『嬉しい』が漂ってる気がして。
水筒を持って行かなかったのは失敗。
ペットボトル1本300円て(T_T)
そして食べ物も買って、みんなでシートに座り程なく花火が始まった。
ドーーーーーン!!
体にまで振動が伝わるあの大きな音。
私はすぐに長男を見た。
長男はもう何年も前だが、長女のダンスイベントを見に行き、ホール内に響き渡る大音量にパニックみたいになって、夫が連れ出してくれたことがある。
そのことを思い出した。
ちょうど昨日の昼間『ハイリーセンシティブ』について語り合ったばかりだったから、なおさら心配になってしまった。
不安な気持ちで見たからか、長男の顔がこわばって私の目に映った。
私は長男の隣に移動し大丈夫か尋ねた。
ドンドンと鳴り続ける花火。
長男は大丈夫と言いながらも戸惑っているように見えて、私は『どうしてもダメなら先に車に戻ることもできる』ことを伝えた。
長男の心臓がバクバクいってるんじゃないかと思うと私は花火もそっちのけで長男の耳を塞いでいた。
一時間の予定の花火だったが、食べるものも食べたし、長男もそんな感じだし、帰りのバスも混むだろうと、終了を待たず荷物をまとめシャトルバスの列へ。
花火もクライマックス。
激しい音が続いてるけど長男も少し慣れたようにも見えるし、夜空に広がる色とりどりの花火はとてもとても感動的で。
それを見る家族を見てまた胸がいっぱいになる。
ああ、とても良い日だったな。
最近はそう思えることがよくあって。
この家族を自分が作ってきたと思ったらまた感動して。
わが家は本当に素晴らしい面々で構成されています。
外に出ると、いつもならない気持ちになったり、
花火と、屋台と、人々の笑顔と、
ちょっとおセンチになる夏の夜だった。