学校には行ってないが一応いま1年生の次男がまだ保育所時代の話。
帰ってきてからの彼の話は、その日お友だちとの間で起こった理不尽な出来事の報告だった。
『〇〇、ムカつく!』
『〇〇、絶対許さない』
そんな言葉に、、、以前なら少し困っただろうなと思う。
そして、次男が先に何か言ったりしたんじゃないか?とか、
そんなふうにお友だち本人にも言ったらどうしよう、、、なんてことを思ったり言ったりしてたかもしれない。
でも、そのときは子どもの言うことややることを聞くことはできるようになっていたから
『それは嫌だったね〜。』
『嫌なら無理に遊ばなくていいんじゃない??』
なんてことを返した。
そしたら、
『でもね〜、、、
〇〇にはやさしい成分もあるんだ〜』
と、そのお友だちにやさしくしてもらったエピソードを話してくれた。
私はすごいと思った。
息子はお友だちに嫌な思いもさせられたけど、そのお友だちには嫌な部分だけではなく、やさしい面もあるということがわかっていたのだ。
すごくわかりやすいし、そんなふうに言える息子がすごいと思った。
人は皆いくつもの成分からできていて、
持っている成分も違うし、同じ成分でもその人によって量が違う。
日によっても違うかもしれない。
人間関係でうまくいかないことがあっても、 そんなふうに考えられたら気持ちが楽になるだろうな、、、。
お互いにそういう意識があったらもっといい。
息子によって、そんな素敵な考え方に気づかせてもらった私には、一度聞いた話を忘れてしまう成分がたくさん入っている、、、、、。