わが家の4人の子どもたち。
『学校がただ単に合わなかった』だけじゃないかなと思っている。
末っ子1年生に関して言えば、
入学してすぐに平仮名の練習が始まる。
鉛筆の持ち方を教わり、違っていれば繰り返し直される。
新しく覚える文字をまずみんなで空書き(目の前の空中に指で書く)し、プリントに薄く書かれた文字をなぞる。
次に自分で書く。
何度も何度も。
先生に見せて赤ペンで直しが入る。
家に帰ってもその日に新しく出て来た文字をプリントの表裏びっしり書かなければいけない。
その一連の流れを楽しくやる気を持ってする子もいる。
その一方で、それが苦痛に感じる子もいるのではないだろうか。
それは勉強が嫌いとかではなく、
タイミングの問題ではないだろうか。
人は誰しも『知識欲』というものを持っているらしい。
新しいことを知りたい、学びたいという気持ちが誰にでもあるなら、その気持ちが自ずと出て来たタイミングで学べばいいだけのこと。
学校の授業内容とそのタイミングが合わなかっただけで、
『勉強が苦手だ』
『勉強が嫌いだ』
と思ってしまうのは勿体なさすぎる。
新しいことを知るのは楽しいことだ。
わからないことがわかるようになるのは世界が広がる素晴らしいことだ。
『学び』というと、毎日暮らしてる中でも何かしら散りばめられてると思うから、
科目学習に関しては、わが家の子どもたちにもその楽しさを知ってもらえたら嬉しい。
だからそのときが来るのを楽しみに待とう。