ワークショップへの出発日は子どもたちの夏休みが終わった翌日か翌々日だったと思う。
夏休み前から不登校に突入した長女には休み中好き放題させていた。
夜中まで起きていようが、一日中スマホをいじっていようが、友達と遊ぶと言えば送り迎えをし、なるべく口うるさく言わずに本人の望むままにさせていた。
私は長女の気持ちが晴れて2学期から学校に行くことを期待していた。
あわよくば、不登校から1年過ぎた次女も一緒に行くことを期待していた。
『学校に行かなくてもいい』
そんな事を言いながらも、やっぱりやっぱり行ってくれた方がいい。私の悩みのタネがなくなる。世間の目も気にしなくて済む!
そんな下心もあったと思う。
今まで一度も見せたことのない旅立つ母の姿を見せることで、家族みんなが気持ち新たに再出発できるんじゃないかと思ってしまった。
『勝手に』そうなってほしい未来を想像して
『勝手に』期待していた。
結果、『2学期からも学校には行かない』
の2人の言葉に私は全身の力が抜けていくのを感じた。
『何故⁉︎』
『何故⁉︎』
その問いの答えは
『あぁ、やっぱりまだ私の何かが足りない』
そこにしか辿り着かなかった。
まだまだ『全部自分のせいだ』という思いが強く残ってる時期だった。
『ワークショップで何かがわかればいい。』
『学校に行くとか行かないとかではなく、子どもたちをまるごと愛せる自分になりたい!』
もう悩みたくなかった。
心が軽くなりたかった。
人生の新しい扉を開けたかった。
人生の新しい扉を開けるべく参加したワークショップへの大冒険は
『ユキコ40歳の大冒険。 – 週刊ユキコさん』でどうぞ(笑)