子ども4人不登校からの学び

毎月開催『食べる会』ってこんな会です。

『金丸文化学園』という名称で夫婦で居場所づくりをしています。

今日は月に一度の「食べる会」でした。

農繁期(5〜8月)以外は毎月「焼きそば」だったり「豚汁」だったり「蕎麦とうどん」だったり簡単なメニューを作って、

その日集まった人たちで食べるというただそれだけの会なんですが、

初めて場を開いた2017年の9月から約4年がたち、控えめに言って本当に良い場となっています(←^^;)

コロナが関係あったかどうか記憶が定かではないんですが、2021年に入ってから外で煮炊きをするようになりました。

それまでは、外で遊びたい子は外で遊んだりもあったけど、ずっと室内だけでやっていました。

外で煮炊きをするようになって、火を起こしたり開放的な野外という相乗効果なのか、

何より大人がホッコリできるようになったのかな、、なんて個人的には思うんですが、

寒い時期は特に火を囲んでると、何かポロッと心の内が出てきたりして、体は寒いけど心にポッと小さな火が灯るような、、、。

大人がそんなふうにしている間、親と離れられる子どもは勝手に遊んでるので子どもにとっても開放的な場になってるのかなと思います。

なので子どものための居場所というよりは、うちはどちらかというと大人の居場所という要素が強いかもしれません。

もちろん、子どもがやりたいことはできる限り見守ったりサポートしたりはしています。

誰かが子どもを見守っていれば、誰かがかわりに初めて来た人の話を聞いてくれてたり

準備や片付けにしても、参加の方たちが知らない間にさっさとやってくれてたりと、私たち夫婦だけではとてもできないんですが、

そんなふうにして、そのときどきでなるようになっています。

この、なるようになっているっていうのも、「なんとかなる」を信じることができるようになってからのことで、

そこを信じれてない頃は、来た人に負担かけたらいけないとかで、あれもこれも自分が背負うもんだから少ししんどかったです。

「なんとかなる」を信じるということは、「なんとかならない」事態に仮になったとしても大丈夫と信じることでした。

ただ、何かを食べる会だから、そんなに危機迫った危険な状況とかは生まれないにしても^^;

「準備が間に合わなかったらどうしよう」

「材料が足りなかったらどうしよう」

「来た人にガッカリされたらどうしよう」

みたいなことを最初の頃は心配してたけど、

今は準備が間に合わなくても、

材料足りなくても、大丈夫。

来た人にガッカリされても、それはそれで、来た人全員がこの場を気にいるとは限らないよね。

みたいな感じで私たちも肩の力を抜いてやれるようになりました。
(ただ、「来てみて良かったな」って思ってもらえたらいいなっていう思いはいつも持っているつもりです)

そしたら、なんか気にかけて早く来て手伝ってくれる人がいたり、足りないものを買いに走ってくれる人がいたり、気がついたらお皿洗い終わってたりとか、だんだん私がボケっとしてるだけで終わってるみたいな、緩みすぎだろっていう感じに今はなってます笑

今は、たぶん私も夫も、特別何かやるというよりは、なんか来たら私たちがニコニコしてるってだけでいいのかもというところで受け取ることができるようになりました。

本当にありがたいことです。

子どもたちにしても、親のやりたいことに付き合ってくれてよく手伝ってくれて、最初の頃こそ無理やり参加してる面もあったと思うけど、

今は参加してもしなくても大丈夫という選択をそれぞれが出来てるんじゃないかなと思うので、

それはそれで良かったかなと。

そんなわけで、とても緩くホッコリ温かい場になってますので、良かったら一度遊びに来てくださいね(^^)

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。