昨日、今年最後の不登校の親御さんの集まりをしました。
対象は友人の主催する「つなぐ〜学校に行ってない子を持つ親の会〜」のお母さんたちです。
毎回、堅苦しいことはなくみんなで持ち寄ったお菓子なんかを食べながらおしゃべりする会ですが、今年最後ということで12時頃から来れる人は来て、持参したお昼ご飯を食べたりもしました(^^)
大体の参加者が集まったところで、はじめまして同士の方もいるので簡単に自己紹介することにしました。
お名前、お住まい、お子さんの状況を話してもいいよという人は話してもらって、あと一つ何か、、、何にしようかなと少し考えた後、「マイブーム」を教えてもらおう!と思いつき、そんな項目にしました。
あくまでも言える人が言える範囲でという前提で、決して強制ではないし自己紹介自体したくなければしなくていいというシステムです。
私自身がどこかの集まりなんかに行って自己紹介させられるのすごく嫌なもんで笑
そこは本当に自由にしてもらいたいと思ってます。
ただその反面、やっぱり子どもが不登校になってどのくらい経ってるかとか、今どんなことに困ってるんだろう、といった話題はお互いにとって決して損はなくみんなで共感しあえるポイントも多々あるので無理のない範囲で共有しあえたらと思っています。
今回、「マイブーム」って言ったときに、みんな一様に
「え〜〜〜」「何もなーい」みたいな反応でした。
「なければないで全然大丈夫、ただの思いつきだから気楽にどうぞ!」って感じで始まった自己紹介でしたが、
フタを開けてみれば、みんな色々あるある(*´艸`*)
けっこう盛り上がって面白かったです。
・カラオケアプリで声を出して発散したり歌を通して共感しあえる人と交流してる人
・環境問題に取り組む活動に参加し始めた人
・20年ぶりに教員として教育の現場に戻った人
・趣味のバイクを楽しんでる人
・家の一角に自分のスペースを作って、(椅子一つ分の小さなスペースだけど)そこでお茶や読書を楽しむ人
・手話教室に通ってる人
・最近興味のある分野に勤めはじめて、自分の知らなかった知識や技術と出会う日々を楽しんでる人
・市民の困りごとに耳を傾け、実際に行動している人
などなどなど!
みんなすごい!全然あるじゃーーん(≧∀≦)
自分には縁がないようなことに興味を持っていたり楽しんでる人がいるというのは、それだけで刺激になるし、
楽しいと感じたり喜びを感じることは本当に人それぞれ違って、それがいいわけでも悪いわけでもないということがよくわかります。
ちなみに私は、最近巷で噂が広まってきてる「ショーゲン」さんと「ひすいこたろう」さんの書いた「今日誰のために生きる?」という本を読んで、
その中に出てくるタンザニアの小さな村「ブンジュ村」のエピソードが素敵すぎるから、それを日常の生活の中に取り入れてる、、、ということを話しました。
子どもがまだ1人でお留守番は無理だったり、本当に短時間なら外出できる人もいれば、そういう期間を過ぎてようやく自分の時間を持てるようになった人など
状況はみんな違うけど、限られた場所や時間の中でも工夫しながら自分を喜ばせることをしてるのがなんとも健気で素敵だなぁって感動するわけです。
今回の「マイブーム」を話すっていうの、私は自分でもかなりグッジョブだったなと自画自賛するんですが、
何が良かったかって、子どもが不登校になると、そのお母さんは
「不登校ママ」になってしまうんです。
私もそうでした。
「学校に行かない選択をした子どものお母さん」というのは、
その人のほんの一部、ただの一部なんです。
でも子どもが学校に行かなくなるというのは大事件で、運命に翻弄されるように飲み込まれてしまう。
そのことをきっかけに自分の人生や家族と向き合うという点では、
その経験があって良かったと振り返れたりはするけど、
多くの人は自分を見失って「子どもが不登校」の看板を四六時中背負って暮らしてるような感覚になってしまいます。
だから、本当は私こんなこと好きだったとか、
ささやかだけど私はここだけはこだわりを持ってたっていうことや、
誰にも内緒だけど、めっちゃ推してるアイドルがいるとか(←私w)
決して大それたことでなくていい、自分だけの宝物の時間やモノや想いや、そんなのをめちゃめちゃ大切にしてほしい。
マイブームを話すみんなは言葉に力があって、表情からも心が喜んでるのが伝わってきて、とっても素敵で美しかったです。
良かったら、これを読んでくださったあなたも、マイブームなり、昔ハマってたものだったりを思い出してみてくださいね(^ ^)
※お茶会では毎回必ず自己紹介があるわけでもないし、怖いことは何もないので(笑)ご参加を希望される方はお気軽にお声がけくださいね!お母さん限定ですがすみません(><)
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