子ども4人不登校からの学び

新宿駅で号泣事件。

何度も上京してかなり慣れたつもりでいた私が、新宿の高島屋の中にある東急ハンズで娘たちに何かお土産を買ってあげたくて、迷子になったときの話。

 

お昼頃新宿に着いた私はとりあえずお昼を食べた。1人で店に入るのはまだまだ慣れず、入れそうな雰囲気の店を探すのも一苦労だ。

 

無事にお腹を満たし東急ハンズを目指した。

 

目指そうとした。

 

Googleマップで。

 

地図を見てもわからないのは夫も以前書いていたが(笑)

方向もわからない。

どちらに進むのかもわからない。

 

あっちに行ってみて、、、

また戻ってみて、、、

階段を上ってみて、降りてみて、、、。

 

誰かに訪ねることもできただろうが、その時はなんだか声をかけられずにいた。

 

 

この調子では歩いて東急ハンズにたどり着けたとしても、次の予定の時間が近づいていて、じゅうぶん見て回る時間がない。

気持ちが焦ってきた。

 

なんとか夫には頼らず自分で辿り着きたかったが、ほぼ頭は真っ白なので電話をかけた。

 

夫に電話したところでどうにもならないこともわかっていたが。

 

なんて話したか忘れたけど途中からオイオイ泣いてた。

新宿駅のすごい数の人たちが行き交う中で!

一応柱に向かってなんとなく存在を薄くしてたつもりだけど。

 

 

止まらなかった。

あんなに泣いたのいつぶりだろう?

なんだか泣けた。

 

 

いつでも

『1人でどうにかしなきゃ』

『自分でなんとかしなきゃ』と生きてきたこれまでの人生が一気に溢れ出た感じだった。

 

 

実はその日は生まれて初めて1人でお泊りというビッグイベントを控えていて、精神的にも朝から気が張っていたのだろう。

 

 

そんなこんなでなんとか泣き止み、

新宿の駅で号泣という笑えるネタをゲットして東急ハンズは諦め次の予定の場所へ向かったのだった。

 

 

 

 

Share

勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。