先日参加したワークショップのワークの1つに、3歳児になって山を散策するというワークがあった。
そして枝でも、葉っぱでも、木の実でも何でも良いので何か1つ気になるもの、気に入ったものをお土産に持って帰るという宿題が出された。
インドアな私は出発前
『外に行くのちょっとめんどくさいな〜。』『寒いしな〜』
これが正直なところだった。
『3歳児かあ〜〜』
幸い4人育ててるので3歳児がどんな感じか想像つくし、我が家の人生の師匠である末っ子を思い出しながら山を散策した。
足元に咲く小さな花を見たり、高い木を見上げたり、枯れ葉の上をザクザク歩く感触や澄んだ空気、見下ろす景色、、、いつの間にか寒さを忘れていた。
他の参加者と冗談を言い合い、あっという間に戻る時間。
山を下りながら『お土産どうしようかな〜』
ピンとくるものが見つからない。
『絶対持ち帰らなきゃダメかな?』
3歳頃のイヤイヤ期も、思春期の反抗期も記憶にない私の心に小さな火が灯った。
『よし!私はお土産なしでいく!』
そう思いながらも、まわりの人たちみんな枝とか大きな葉っぱとか持ってる。
ちょっとドキドキ。
学校なら先生の言うことが絶対。
持って来てと言われて持って行かないなんて、考えられない。
それをやりたいと思った!
部屋に戻り『お土産は?』と聞くグループの人に『ないです!』と答えた。
『???』
意味がわからなそうな同じグループの人たちに
『お土産を持ち帰らないことをやりたかったんです!』と笑顔で。
『お〜〜、反抗したかったんだね〜〜。』
と笑うみんなに笑い返した。
お土産をその後のワークで使うと知った時の
『ヤバイ(((;꒪ꈊ꒪;)))』にまた笑われたけど 、
なんだか嬉しかった。
イヤなものはイヤ!
欲しいものは欲しい!
それをしてこなかった私の小さな反抗だった(笑)