子ども4人不登校からの学び

ユキコの乱。

先日参加したワークショップのワークの1つに、3歳児になって山を散策するというワークがあった。

 

そして枝でも、葉っぱでも、木の実でも何でも良いので何か1つ気になるもの、気に入ったものをお土産に持って帰るという宿題が出された。 

 

インドアな私は出発前

『外に行くのちょっとめんどくさいな〜。』『寒いしな〜』

これが正直なところだった。

 

『3歳児かあ〜〜』

 

幸い4人育ててるので3歳児がどんな感じか想像つくし、我が家の人生の師匠である末っ子を思い出しながら山を散策した。

 

足元に咲く小さな花を見たり、高い木を見上げたり、枯れ葉の上をザクザク歩く感触や澄んだ空気、見下ろす景色、、、いつの間にか寒さを忘れていた。 

 

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 他の参加者と冗談を言い合い、あっという間に戻る時間。

 

山を下りながら『お土産どうしようかな〜』

ピンとくるものが見つからない。

 

『絶対持ち帰らなきゃダメかな?』

 

3歳頃のイヤイヤ期も、思春期の反抗期も記憶にない私の心に小さな火が灯った。

 

『よし!私はお土産なしでいく!』

 

そう思いながらも、まわりの人たちみんな枝とか大きな葉っぱとか持ってる。

ちょっとドキドキ。

 

学校なら先生の言うことが絶対。

持って来てと言われて持って行かないなんて、考えられない。

 

それをやりたいと思った!

 

部屋に戻り『お土産は?』と聞くグループの人に『ないです!』と答えた。

 

『???』

意味がわからなそうな同じグループの人たちに

『お土産を持ち帰らないことをやりたかったんです!』と笑顔で。

 

『お〜〜、反抗したかったんだね〜〜。』

と笑うみんなに笑い返した。

 

 

お土産をその後のワークで使うと知った時の

『ヤバイ(((;꒪ꈊ꒪;)))』にまた笑われたけど 、

なんだか嬉しかった。 

 

イヤなものはイヤ!

欲しいものは欲しい!

 

それをしてこなかった私の小さな反抗だった(笑)

 

 

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。