最近は、親が子どもに『してあげる』ことなんて何もないな、なんて思っている。
子どもたちはもともと生きる力を持って生まれてきてる。
もし唯一私がしてあげられることがあるとすれば『自分がご機嫌でいる』ことだけだ。
自分の気持ちをいちばん大切にすること。
言いたいこと、やりたいことを我慢しないこと。
それは言ってみればワガママであること。
ワガママはいけないことと思うから今まではできなかった。
でもワガママがいけないことではないことも、
言いたいことを言っていいことも、
自分の気持ちのままにからだを動かすことも、
全部子どもたちが教えてくれた。
怖いけどそれを実践したとき初めてまわりに優しくなれる。
心から。
まわりから責められてる。
まわりがみんな敵に思える。
そんなふうに感じるときもあるけど、
よく考えてみたら
敵はいない。
敵がいるとすれば、
自分を出して生きていくことを信じられない
自分の中の自分だけだ。