子ども4人不登校からの学び

頑張りたいとか勇気を出したいときは、やっぱり応援したいものだ。

子どもが不登校になってから

『頑張ろう』とか、

『頑張れ』という言葉を意識的に封印してた部分がある。

 

じゅうぶん頑張った結果が不登校であるし、自分のことを振り返っても、やりたくないことをやめることができず頑張り続けることの辛さや苦しさはわかっているつもりで、

 

私の中では軽はずみに使えなくなった言葉だ。

 

 

いろいろなことを知り、日本の義務教育は遅れているという考えに至ったときは、

『学校が悪い』

『何も教えてくれない』

『先生は何もわかってない』

と思っては敵に挑むような心持ちでいたり、

 

 

誰かとの他愛のない会話の中で

『新学期から行けるといいね』

と言われれば、

『行けない』んじゃなくて『行かない』だし。

と心の中で言い返してみたり。

 

 

でも最近は思う。

どこでだって、楽しさを見つけたり何かを知ったり、自ら学ぶことはできると。

 

学校に楽しく行ければ、それはそれで学ぶことはたくさんあるだろう。

 

もし子どもたちが、ずっと行っていなかった学校に『行きたい』なら、

私は『頑張れ!』と言いたい。

 

頑張りたくて一歩を踏み出せないのなら『頑張れ!』と言ってあげたい。

 

重い感じじゃなくて(笑)

 

 

行ってみてダメならそれでいい。

 

行ってみて、やっぱり自分には必要ないとか思うならそれでいい。

 

 

 

やっぱり親は頑張る子どもを見てる方が安心なのかな。

 

頑張るのが正しいとか、美しいとされる世の中だから。

 

でも、それだけじゃない。

私が何かを頑張りたくて踏み出せない時があったら

『がんばれ!』とか

『きっと大丈夫だよ!』とか

言ってもらえたら嬉しい。

 

だから、やっぱり新年度一歩を踏み出そうとしてる娘たちには『頑張れ!』って言おう。

 

重くない感じで(笑)

 

 

 

 

 

 

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。