夫のFacebook投稿のおかげで
ひとり歩きを始めてしまった
『全裸のユキコさん』
お風呂上がりに全裸でいる、涙無くしては語れないその真相を語ろう。
私には子どもが4人いる。
子どもを持つ親なら想像がつくだろう。
子ども(乳幼児)をお風呂に入れるのは一仕事であること。
生まれて1ヶ月くらいは、昼間の余裕のある時間にベビーバスで入浴を済ませれば良い。
その後、およそ2ヶ月以降は大人と同じ浴槽に入るようになるのが一般的だろう。
夫婦のどちらかが先に入り自分の体や頭など洗い終えてからもう1人に子どもを連れて来てもらい、子どもを洗い一緒に温まりそしてまた待機しているもう1人に子どもを受け取ってもらう、これができればこんなにベストな入浴はない。
だが入浴時間に夫婦そろっていることが少ない家庭も多いだろう。
その場合は子どもと一緒に入り、または子どもを脱衣場に待たせておき大急ぎで自分を洗い、子どもの服を脱がせ、洗い、温まり、一緒に出なければならない。
夏場ならともかく、冬場は一刻も早く服を着せてあげたいと思う親心。
自分は軽くバスタオルを巻いただけで何はさておき子どもを拭き、オムツをあて、服を着せる。
乳幼児はあまり長湯はできないため、自分は芯まで温まることもなく出てきてしまうので、子どもの服を着せ終わった時にはガタガタと震えていることも。(巻いていたバスタオルも落ちて裸なことも多々、、、)
急いで服を着て髪の毛を乾かす間も無くオッパイをくれと泣くわが子を抱いて授乳する。
子どもが1人ならまだいい。
これが2人3人となると、その子らの世話を焼いたり面倒みなきゃならないので、入浴中も手が何本あっても足りないし、上がった後もそれこそ自分のお肌のお手入れも何もあったもんじゃない。
大急ぎで支度を済ませ寝室へ。
髪も濡れたまま、、、。
顔もカサカサつっぱったまま、、、。
これが小さい子どもを育てる母の姿。
授乳しながら上の子たちに絵本を読み聞かせ、母のとなりを奪い合うのをなだめ、なんとか眠りにつこうかと思うと『おしっこ〜』と言いトイレについていく。
全裸からは離れてしまったが、
こんなふうに毎日朝晩が戦争のようにやってきた。
もちろんわが家は義母や夫の協力がたくさんたくさんあったが、
よく頑張ってたな〜。
必死だった。
『常に小さい子どもがいる』
という状況が長かったわが家なので、その名残で今も私はお風呂上がりに全裸を家族に見られることに抵抗がない。
もちろん子どもが生まれる前は恥じらいもあり、、、
恥じらいも、、、?
あり、、、?
いや、
夫婦2人の時から
裸だった、、、、、。
っていう話。