子ども4人不登校からの学び

幸せの象徴。

我が家は夫と私、4人の子どもたちの6人家族だ。

 

洗濯物が多い。

 

結婚当時に買った洗濯機がまだ頑張ってくれているが、大容量ではないので毎日2〜3回はまわす。

 

今は農繁期で朝早く畑に出たときと夕方畑に出たときにも汗だくの洗濯物が2人分出るので

1日の中で4〜5回はまわしている。

 

これに子どもたちが給食当番や、プールの授業でも重なれば膨大な量の洗濯物。

 

干しても干しても、終わらない。

干すところが足りないと嘆き、たたんでもたたんでも終わらない、これじゃあ洗濯おばさんだと嘆くだろう。

 

どんなに洗濯物が多くても、私は家族それぞれのことを考えながら洗濯物を干すのが幸せだ。

 

学校でどんなふうに過ごしてるだろう。

 

日直さん、心配してたけどうまくできてるかな、、、。

 

昨日、お友だちと気まずくなったみたいだけど仲良く遊んでるかな?

 

今朝あんなふうな言い方しちゃって、余計なことだったかな、、、。

 

今日はプール1校時だけど、寒くないかな!?

 

 

今日は大好きなお豆腐ドーナツ作って帰りを待とうかな、、、とかとか。

 

夫に関しては、日によって言い合った時のことが頭をよぎったり、感謝の気持ちが湧いてきたりといろいろだ。

 

家族に想いを馳せながら洗濯物を干す時間は私にとって幸せの象徴だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、今の私は

給食着を干すことも、胸元にしっかりカレーのシミが残ってしまった体育着を干すこともない。

 

4人とも学校に行っていない。

 

 

車を走らせながら、体育着の干してある家を通り過ぎると羨ましい。

 

 

学校に行ってないことを悪いこととも困ったこととも思わなくなった今でもやっぱり、そんな思いが出てくるのは正直なところ。

 

 

 

 

 

じゃあ、私は今洗濯物を干していても幸せを感じることができないのか??

 

 

そんなことはない。

 

 

前と変わらず家族それぞれに想いを馳せながら洗濯物を干している。

 

それに、夫が干してくれることの方が最近は多い。

 

子どもたちも何かと気にかけてくれ、何かしようかと私に声をかけてくれる優しい子たちばかりだ。

 

 

 

 

『4人の子どもを不登校にした母親』

 

自分をそんなふうに思わなくてもいいかなと思えるようになり、

日々子どもたちがいてくれることで与えられることの大きさを感じている。

 

 

『子どもたちが学校に行っていないちょっと変わった家』として有名になるくらいの気持ちでいいんじゃない?なんてことを考えている今日この頃だ。

 

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。