不登校, 家族, 子どものこと

涙の入学式。

 

 

待ちに待った長女の入学式。

車に自転車を積み山梨を出発。

娘の待つ学生寮に降ろし一緒に会場に向かう。

 

その途中、緊張気味の娘を横目に腹ペコののお腹を満たしいざ会場へ。

 

続々と集まってくる新入生と思われる派手めな女子たち。

ファッション系の専門学校だけあってメイクはほぼ全員。

黒髪の子は数えるほどで、緑とか赤い髪の子も。

 

想像してたけど、その雰囲気に圧倒され不安になる。

 

それでも娘は試験のときやSNSで入学前から繋がってた子たちを見つけては笑顔を交わしていた。

 

会場に入り2階席に落ち着く。

 

真新しい制服に身を包んだ娘の後ろ姿に涙が溢れた。

 

まさか、入学式で泣くなんて思ってなかったわけで。

 

なんの涙だ??

 

キャッキャとはしゃぐこの女子たちの中でうまくやって行けるのか心配で心配で仕方ない。

 

それから、

緊張しながらもワクワクするような娘の表情に嬉しくて嬉しくてたまらない。

 

あとは、中学校には途中で行くのをやめて、それは全然いいんだけど、私の対応次第でもしかしたら行けたんじゃないか!?

 

いろんな感情が渦巻いて、式の途中何度も涙を拭った。

 

 

でも、あのときああしていれば、、、。

こう言っていれば、、、。

そんなことを今言ったところでなんの意味もなさないし、誰にもわからないことだ。

 

 

式が終わり、もう『友だち』と言っていいと思われる子たちの中で楽しそうにしている娘となんとか握手し、別れを告げ会場を後にした。

 

泣けた。

 

電車に乗って娘からのライン。

『東京まで来てくれてありがとう。』

泣けた。

 

『ま〜ったくおまんはいつでもどこでもビービー泣いて!』

と、最近夫婦間で流行ってる「声がやたらでかくていつも嫁を責めるけど基本優しい田舎のおっちゃん」扮する夫が笑っている。

 

 

娘の新しい生活が始まる。

 

残された家族も、メンバーのひとり減った新しい生活のスタートだ。

 

寂しさを感じるのは、まだもう少し後かもしれない。

 

今はSNSのおかげで全然遠くも感じないけど、

これから、家を去った娘のかけらを感じながら暮らすことになる。

 

 

いい一日だった、そう話しながら帰る道中の山の新緑が目にしみた。