子ども4人不登校からの学び

屋根デビュー

サクランボの収穫後の作業として、鳥よけのために施設を覆っている網を目の高さくらいまで上げる作業と、

 

雨が降ったときに下ろして使うビニールの屋根を巻き上げて収納する作業がある。

 

網を上げた状態↓

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今日は少しだけ残っていた網を上げる作業を終えたあと、屋根を上げてみようかということになった。

 

例年わが家では専門の業者に頼んでいる。

 

でも今年、大変な不作だったわが園では極力出費は抑えたいところ。

 

1人が上で作業して、1人が下で補助的な作業をすれば2人でもできないことはない。(1人でやってしまう人もいる!)

毎年自分たちでやろうか、、、なんて話もするのだが、高いところの作業で危険も伴うし、人出があった方が作業効率も良いという点から出費にはなるが外注しているのだ。

 

できるかできないか、とりあえずやってみよう!
ってなって、

 

 

園主
『じゃあ、ゆっちゃんそっちから登って。』

 

 


『、、、ん、、、、、?(^_^;)』

 

『私、登るの???』

 

 

園主
『とりあえず、結んであるのを全部ほどきたいさ』

 

 


『わ、、、、わかった(^_^;)』

 

 

ハシゴのようなものを登りながら内心

『え〜〜〜〜、めっちゃ高いし〜。
なんで私登るの??
なんで私にこんな危ない事させるの!?
落ちたらどうするの!?(◎_◎;)
心配じゃないの!?』

 

 

高所恐怖症とまではいかないけど、普通に高いとこ怖いし。

でも私にできる事ならやるよ、そりゃあ

ああ、でもなんで私屋根に上がってるの!?( ;∀;)

 

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そう、

『大丈夫じゃない私で心配されることイコール愛されてる』

という鉄板のビリーフと未だ仲良く同居してる私にとって、

 

『なんでなんで〜〜???』な事態。

『うちの親なら私にこんなこと絶対させない!』

 

不登校やら子育てに関して理解を示してくれない親なのに、都合よくこんなときは『私を何よりも大事にしてくれた!』
とかなっちゃって。

 

あ〜、我ながらめんどくさい。

 

 

しかも極めつけは、私が命がけで必死にやっていたことは園主の指示と違っていて、結局園主がやり直すこととなり、
余計な仕事を増やすことに(ーー;)

 

あ〜、なんてこと。
ダメな自分。
役立たず。
いない方がいいよ〜〜〜〜!!

少しでも役に立ちたかったけど、完全空回り。

 

 

『ごめんごめん、俺の言い方が悪かったな』
と園主。

『うん、そうだね、、、。』と心の中のつぶやきは口にせず、

 

ポツポツと降り出した雨とゴロゴロとなり出した雷に追われ家路に着いたのであった。

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。