東京の専門学校に通う長女は寮生活をしている。
夏休みを終えて3日前に送り届け、今日から新学期のスタート。
家にいるときは午後まで寝てる日もあるのに、
ちゃんと自分で起きて支度して出かけるんだからえらいもんだよね。
幼い頃から初めての場所や人は、私が途方にくれてしまうほど嫌がってた彼女だけど、
15歳の今、新学期の久しぶりの学校や友だちの元へ少しの緊張もありながら無事行って帰ってきて、本当にすごいな〜と感心してしまう。
親がそんなに心配するほど、子どもはやわじゃないなんて言う人もいるかもしれないけど、
そりゃあ心配だよ。
大事な大事な娘だもの。
何か困った事態になりはしないか。
怖い目に合わないか。
1人で泣いてるんじゃないか。
心配するのが当然だ。
ただ、その心配のせいで先回りしてあれこれ世話を焼いたり、
どんなに心配してるかクドクドと話して聞かせたり、
そういうのはもう違うと気づいて。
娘は娘で頑張ってる。
楽しいこともあれば、嫌な出来事にも困った事態にも遭遇するだろう。
それでも娘は大丈夫とやっと思えて。
物質的な繋がりじゃなく、目に見えないところでもしっかりと繋がってる。
15年前初めて私を『お母さん』にしてくれた長女。
あなたが生まれたときこの胸に抱いた温かさと、この手にずっしりと感じた命の重みをはっきりと覚えてる。
大きくなったね。
妹と弟2人のお姉ちゃん。
どっちがお母さんかわからないほど、私を助けてくれたよね。
いつもたくさんのこと教えてくれて
いっぱいいっぱいありがとう。
そしてこれからはお母さんも負けないように人生楽しまなくちゃね!
つーこんで、体に気をつけて頑張れしよ〜〜!