子ども4人不登校からの学び

生粋の自由人。

わが家の次男であり末っ子7歳は、

 

私たちに自由に生きろということをいつでも身をもって教えてくれる。

 

思えばまだ幼い頃は、出かけた先でも後ろも振り向かずどんどんと自分の気の向くままに行ってしまい見失わないようにしつつ自分の用を足すのは本当に大変だった。

 

つい先日調べてもらったヒューマンデザインでは、→すでにデザインされてる人生。 – 週刊ユキコさん

 

次男は生まれ持ったタイプや特徴が希少で、ADHDと間違われやすいタイプだった。(長女も)

 

 

私はそんな彼に

『勝手にどこかへ行ってしまうのは困る』

『知らない人に連れていかれてあなたと会えなくなったらお母さんは悲しい』

駐車場や道路ではときに鬼の形相でそんなことを伝えていた。

だが彼はどこ吹く風で全く効き目はなかった。

 

あるとき私は、彼を連れて歩くのがどんなに大変かということや、一生懸命話しても全然わかってくれないことを夫に話すと

 

そんなふうにあまりにも彼の行動を制限してしまうと、彼らしさが失われてしまうような気がする。

大変だけど、できるだけ彼が自由に動き回るのを見守りたいと言った。

 

 

私は目からウロコが落ちたような気分だった。

 

彼にしつこく言い聞かせ行動を改めさせることしか考えていなかった。

 

 

確かに、本気で怒鳴りつけたり怖い思いをさせたりで「言うことを聞かせる」ことはできるかもしれない。

 

でもそれをすることは同時に彼らしさを封印してしまうことになりかねない。

 

夫にそう言われてから私の意識が変わった。

 

彼がどこに行こうとするのか、何を見るのか、何に触れるのか、見守るのが楽しくなった。

 

 

7歳になった彼は今オンラインゲームで、初めて話すときは敬語も混じるが、慣れてくると聞くに耐えない暴言を吐きまくっている。

 

『その言葉は聞いていて嫌だな』というようなことは伝えるが、

 

 

『そんな言い方をしたらだめだ』

 

『自分が言われたら嫌でしょう?』

 

 

そんなことを私が言ったところで彼にはわからない。

 

もしかしたら彼の言葉で傷ついてしまう人がいるかもしれない。

 

それでも彼自身がいろいろな人とのコミュニケーションの中で自分で体得していくしかないのだ。

 

 

毎日自由に過ごす彼に時として苛立ちを覚えることもあるが、それは私の問題だ。

 

 

なんの心配もなく自分がしたいことだけしていたいということをやりきれていない私の問題だ、、、。

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。