子ども4人不登校からの学び

不登校、むやみに傷つかぬよう適当にあしらう。

数日前、気持ちのいい秋晴れの日に久しぶりに子どもたちと公園へ行った。

 

学校に行ってないとなかなか外にも出ないし、なんだか子どもたちが遊具で遊ぶ姿を眺めたくなった。

 

とはいえ、中2の次女と小4の長男は遊具では遊ばず連れてった飼い犬のトイプードルと戯れたりしてた。

 

小2の次男と、同じく学校に行ってなくて今ではマブダチとなっている小3の男の子は滑り台を滑ったり、アミアミの遊具を渡ったりと遊んでいた。

 

 

その後、屋根の下でみんなで休憩してるとウォーキング中のおばさまが元気よく話しかけてきた。

『こんにちは!

あれ?小学生だよね!?

運動会行かなくていいの!?!?』

 

 

私は内心『げ、、、。』と思ったけど、

 

南アルプスの方なので今日じゃないんですよね〜。』とにこやかに返した。

 

(注:訪れた公園はとなり町)

 

 

そしたら、次男のマブダチ君が、

『運動会、今日だけど行かない!』と。

 

ああ、そうだった、うちの次男とは校区が違うマブダチ君はまさにその日が運動会だった。

 

『ああ、そうだったね、、、(^^;;』と私も返したが

 

そのおばさまも

『そう、、、行かなくていいの?』と言いながらも何か察したのか去って行った。

 

 

 

つい先日スーパーで梨の試食を配ってたおばさんにも

『運動会終わりました?』って聞かれて

『はい!終わりましたよ〜』って適当にこたえたら

『え!?もう終わったの???』って返されて

 

『あれ?早かった?^^;』

 

ってなって、『そうだ!ウチの子たちは北杜のフリースクールに行ってることにしよう!』ってそのとき自分の中で決めたのに不意打ちには弱い( ;∀;)

 

 

だって、2度と会わないかもしれないたまたま会った見知らぬ人に

 

 

『ウチの子たちは学校が合わないみたいなんです。そりゃあ、学校は行けるにこしたことはないかもしれないですけど心を殺してまで嫌な思いをしていく学校で学べるとも思えませんし、今はインターネットの普及で家にいてもできることはたくさんあるんですよね。それに不登校が増えていて、学校以外で子どもが行ける場所も少しずつ増えてきてます。社会性が身につかないとか、根性がないとか言われますけど、そんなことを信じていろいろ試して頑張ってきた結果なんですよね。

それに、今の日本の教育は時代にあってないんです。もうすぐ平成も終わるというのに学校だけは何十年も昔の体勢のままで、もうみんなが同じ場所に集い同じことを言われるままにやるのは違うと、子どもたちの方が気付き始めてるんです。今は会社に勤めなくても自分で好きなことを仕事にして生きて行ける時代ですから、学校が合わない子は堂々と家にいたり、学校以外の楽しい場所があればそこに行ったりそういうのが当たり前になってほしいんですよね〜。』

 

 

なんて言わなくてもいいもんね。

Share

勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。