子ども4人不登校からの学び

学校の先生に望むこと。

いつも不登校の子を持つ親側の意見や思うところを書いてるんだけど、

たまには先生側のことも書いてみようと思う。

自分のクラスの子がある日突然来なくなったり、
毎朝泣きながらお家の人に連れてこられたりしたら、、、、、

それは担任としてとても辛いし悩むんだろうな。

少しでも過ごしやすいようにしてあげたいし、不安要素は取り去ってあげたい。

1日じゃなくても、来れる時間、来れる場所でいいとも言ってあげたい。

幸いわが家に関わっていただいた先生方の中には、朝迎えにきて無理やり引っ張ってくようなことをする先生はいなくて、

『学校にさえ来てくれたらいいですから。』
なんて無神経なことを言ってくる先生もいなくて、

私たち夫婦が子どもたちの気持ちを尊重してることを尊重してくれる良い先生ばかりだった。

ただ、やっぱりどうしても『来させたいんだな〜』『不登校は挫折なんだな〜』というニュアンスを感じる先生はいた。

その先生にしてみたら、
学校でみんなで学び合うことの素晴らしさとか、
嫌なことや辛いことがあっても乗り越えたときの素晴らしさとか、
学校でしか得られないものを感じてほしい、一緒に感じたい、、、と言った思いがあるんだろう。

近年不登校が増えるにつれ、先生方も今の教育の体制がこのご時勢にあってないと気づいてくれてるならまだいい。

これまでの、みんなが同じ場所で同じことをすることに対して違和感を覚えてくれてるならいいな。

それでもまだまだ不登校なんてなるのは親が甘やかすからだとか思って、
自分のクラスから不登校なんか出たらおしまいだ、、、なんて思ってる先生もいるのかもしれないね。

そもそも子どもを学校に来させたいのなら、なぜ来させたいのか自分に問わなければならない。

学校に来なければその子の未来はないも同然だから?

そんな甘えたことでは社会に出て通用しないから?

高校や大学受験の心配から?

自分のクラスに不登校がいるのは恥だから?

上司になんとかしろって言われるから?

本当にその子のこと思ってくれるなら、その子の今を見てほしい。

長い人生の中の今を学校以外の場所で過ごしたっていいじゃない。

今、どうしても、何がなんでも学校じゃなきゃダメな理由なんてないはず。

幸いわが家に関わっていただいた先生方はみんな『できることがあったらなんでも言ってくださいね』と言ってくれて、

こちらの負担にならない頻度で子どもに会いに来てくれて、

『元気そうで良かった』と、
1人の人間同士として接してくれた。

先生も1人の人間。

お仕事で休日もないような生活じゃなく、
平日の夜や休日は強制的にでも自分の時間を満喫してほしい。

そもそも先生は忙しくて、不登校を理解するための場に出てくる暇さえないんだから。

少しボーッとする時間ができて、心に余裕ができたら
『なんで先生になったんだっけ』とか、
『どんな先生でありたいか』とか
考えてみてもらいたいな。

とっても偉そうではあるけど、

不登校の子を持つ母の願いです。

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。