子ども4人不登校からの学び

泣きたいときは泣ききろう。

何かと忙しなく世知辛い世の中で『癒し』だとか『感情』に注目されている昨今。

私も心の学びの場へ出向いたりして
『感情を感じきる』とか
『感情を味わい尽くす』

なんてことがいかに大切か学んできた。

そんな中で子どもたち、、、といっても、今子どもたちの中で楽しかったり悲しかったりジェットコースターのように感情表現するのは特に末っ子なので、

末っ子が嬉しい楽しいときはもちろんそのまま一緒に笑ったり喜んだりするけど、
悔しかったり悲しかったりした時の感情を、むやみに邪魔せず見守り寄り添うことに徹している。

農園の感謝祭の夜、子どもたちとジョナサンで夕飯を食べた。

夫は参加者を駅に送ったりしてたから私と子どもたちで行った。

末っ子はいつもどおり『ハンバーグとチキン南蛮』のタルタルソース抜きをライスなしで食べた。

食べてる途中で歯が抜けた。
可愛い可愛い小さな歯だ。

『お〜〜!抜けたね〜』

末っ子はその歯をテーブルに置いて食事を続けた。

抜けた歯を集めてるということで、大切に持って帰るつもりらしい。

みんなの食事もだいたいになり、私はテーブルの上の食べこぼしなんかをまとめながら紙くずやらおしぼりの袋やらを食事の済んだお皿にまとめて乗せた。

ウエイトレスさんがお皿を下げてくれてスッキリしたテーブル、、、。

そうスッキリ、、、、、

末っ子が歯がないことに気づく(◎_◎;)

やってもーた〜〜( ̄Д ̄;)

そこから泣くの泣かないのって、、、。

私は子どもが泣き出したからといってすぐにその場を退散するようなことはしたくなくて、、、子どもは泣くものだしファミレスだし、そんな光景もあるよ、、、ってことで。

でも、、、でも、、、、
さすがに泣きすぎでしょ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

『お母さんと先に車に戻ろう。そしたらもっと思い切り泣けるよ』
そう促し、長女もいたので他3人を残して車へ。

私の膝に顔をうずめ泣き続ける。
息継ぎも大変なほどの泣きっぷり。

私の不注意で彼をこんなに悲しませてしまった。

本当に申し訳ないとは思うけど、、、けど、、、、。

『お母さんだってわざとやったわけじゃないし(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)』

『歯くらいでそんなに泣く!?!?』

『いいかげんにしろし〜』

『コンビニで何か買ってあげるから♡』

とか言いたくなる。

でも言わない。

そんなことを言ったところで彼の悲しみが減るわけではない。

思う存分泣ききった後、彼はなんとデザートを食べに店内に戻ったのだ。

その後会った人にそのエピソードを話してたけど、引きずることもなくケロっとして見えるのはあのとき変にごまかして泣き止んでもらったり、脅して無理に泣き止ませたりしなかったから、、、、、

かどうかはわからないけど、

大人もそんなふうに些細な出来事でも

『悔しい〜〜!』とか

『悲しい〜〜!』とか

『さみしい〜〜!』とか

見て見ぬ振りしないで感じきるのがいいな、、、って思った次第だ。

とにかく今回のことは私の不注意で( ̄Д ̄;)
本当にごめんね、末っ子くん、、、。

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。