子ども4人不登校からの学び

自分のことで親が悩んでると知ったら子どもはどうだろう、、、。

 

子どもが学校に行かなくなり、自分のせいだなんだと悩みに悩みまくっていた私はあるとき子どものことで悩むのはやめようと思った。

 

自分に置き換えたときに、もし自分のことで母親が明けても暮れても悩んでたら嫌だと思ったから。

 

母親が子どものことで悩む、、、

 

学校に行かないからこの先どうしよう、、、

 

どこか他に行くところはないか、、、

 

家でただ何もしないでいるより、何かやることはないか、、、

(当時は学校に行ってないイコール何もしてないと思ってたからそれもまた問題だが)

 

つまり、子どもからしてみたら大好きなお母さんが自分をどうにかしようとしている。

 

今の自分ではダメだと言っているのだ。

 

これは、例えば今のわが家の子たちに「こんなのはどう?」「あんなのはどう?」と何か提案するのとは違うと思う。

 

学校に行かなくなりだした頃は親ももちろん途方に暮れるけど、それ以上に子ども本人も不安や罪悪感と闘っているだろうから。

 

そんな子どもに対して「このままでは困る、どうにかしなくては」なんていうものが伝わったら、自分だったら辛いと思った。

 

このブログでも以前少し書いたことがあるが、まだ結婚したての若い頃にちょっと生きるのがしんどくなって、どうにか仕事にだけは行っていた時期があった。

 

仕事以外では誰にも会えず外にも出られなかったそんなときに「大丈夫」と言い続けてくれた夫のあり方を私は思い出していた。

 

あのとき「いつまでもそんなんじゃ困るじゃん」なんて言われてたらもっと病んだだろうし、

 

「少し休んでもいいじゃん、元気になったらまたがんばろう」なんて言われても辛かっただろう。

 

夫はただただ「大丈夫」と言い続けいつも笑っていてくれた。

 

今考えるとすごいことで、昔からどでかい愛の人だったんだなぁと今になったからこそ本当に感謝でしかない。

 

だから私は子どものことで悩むのはやめて、今目の前の現実に何も問題がないことにした。

 

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。