子ども4人不登校からの学び

子どもが不登校になったらすること。

それはまず『安心させる』こと。

『まさかうちの子が!?不登校!?』と、

頭が真っ白になり、この先どうなってしまうんだろうと不安に覆い尽くされるのもわかる。

でも。

でも、当の本人の方がはるかに不安なはず。

学校に行くのも辛い中で、

自分が行かないことで親を困らせてると思ったら、家にいても心の休まる余地はない。

だからまず、

家にいることがあたりまえのように何も問題はないというように、接してあげてほしい。

「休みが続くと余計行きづらくなるよ、、、。』

『先生や友だちと気が合わないなら、無理に合わせなくてもいいんだから、とりあえず学校には行ったら、、、?』

『何か嫌なことがあるなら、先生に言ってあげるよ、、、?』

いろいろ言いたいことはあるけれど、それでもまずお母さん(お父さん)は、どんなことがあっても、どんなあなたでも味方だよということを伝えたい。

学校や先生によっては、電話が頻繁に来たり、迎えに来たり、はたまたクラスの子を連れてくるような場合もあるだろう。

親はそこまでしてもらって申し訳ないと思い、気持ちがグラグラ揺れて、ときに無理やり先生と話をさせたり登校を無理強いしてしまう場合もあるだろう。

『学校に行きたくない』って、言えない子もいるだろうから、そんな中子どもの方から行きたくないと言ってくれたのならそれは親として喜ばしいことだ。

子どもが正直な気持ちを話せる親であることを自覚して、まずは子どもを守ってあげてほしい。

学校に行かなくても死なないよ。

先のことを考えるのは、自分も子どもも心にたっぷり栄養を備えてからでも遅くはないのだから。

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。