今日お天気が崩れて畑仕事に出れない確率が100%だということは昨日のうちからわかっていた。
「しょーがないよね~、雨100%じゃさ~。」
言いながらニヤニヤが隠しきれない。
とはいえ雪になる可能性があることもわかっていたためサクランボの屋根は下げておいた。
桃は、、、どうにもできず降らないことを祈るばかり。
朝起きて雨が降っていた。
ホッとする。
さすがに4月ももう10日だもの、雪にはならないでしょ、、、。
畑仕事が忙しくなりだしてからは要領の悪い私も自分なりにやることを順序立ててみたりしながらそれでも朝家事が済めば追い立てられるように畑へ。
今日はそんな心配もなく、エプロンをつけて主婦っぽいことをしてる自分に満足しながらゆったりと部屋を整えたり朝食を準備したり。
ふと窓の外に目をやると、、、
( ̄Д ̄;) ガーン
めっさすごい勢いで白いものが落ちてきてる。
当たって欲しくない予報が当たってしまった。
この寒さと雪、、、サクランボも桃も大丈夫なのか!?
答えはわからない。
でもこればかりはどうにもなるまい。
自然をどうにかするなんてことはできない。
ただただ無事でいてくれるよう祈るばかりだ。
外の様子も心配ではあるが今朝はトーストにベーコン、スクランブルエッグとほうれん草のソテー、そしてコーンスープにコーヒーとちょっとご機嫌なブレックファースト。
夫も「美味しい、幸せ」と食べてくれる。
後から起きてきた子どもたちにも甲斐甲斐しく同じものを用意する。
普段私たちが畑に出てから起きてくる子もいるから最近は何か作って置いといたり買っておいた惣菜パンを置いといたり、適当に自分たちで食べてもらったりだが今朝は心なしか子どもたちも嬉しそうに見える。
私が気取って食卓にお皿を出すと笑って反応してくれる。
そんな様子を見て私の心は満たされる。
子どもたちのそんな様子が純粋に嬉しいのか、ただ単に母親らしいことをしてる自分に満足したのか、もはやわからなくなってしまった。
「子どもたちのためにしてあげたい」
そんな想いが母親の無償の愛からなのか、
それとも無償の愛と呼ばれるものの後ろに隠された「理想のいいお母さん」を求める心からなのか、、、。
自分も子どもたちも嬉しいならそれでいいかとも思うが、私にとっては問題だ。
そんなわが家、昨日長い春休みを家で過ごした長女が東京に戻っていった。
長女がいるとわが家はみんなそれぞれちょっとずつ活動的になったり、家族全体の会話が増えたりする。
それに気づいたのは昨年中学を卒業した彼女が東京で暮らし始め時々帰省するようになってからだ。
彼女のそういう面や、家族一人ひとりへの気配り、優しさを感じて素晴らしいなぁと思う。
学校での友だちとの様子を聞いても友だちの愚痴を聞く機会がとても多いらしく、傾聴のスキルは父譲りか!?なんて思って嬉しくなったり。
ときどき帰ってくる長女に対して出来るだけ「いいお母さん」でいたいと思ってしまう。
でも「いいお母さんでいたい」と思うのは別に悪いことではないよね。
そこにばかり囚われてしまうのはどうかと思うし、逆にそこを手放さなきゃと思い過ぎても違うかなとも思う。
ときどき「私には4人のお母さんなんて無理なんだよ.°(ಗдಗ。)°.」
みたいになるときもあるけど、
やっぱり私は4人のお母さんになれて幸せすぎる。
あーでもないこーでもないって思ったり言ったりしながら家族で暮らしてくんだね。
「自分のいるべきチームはあの家以外ないのかもしれない」
「この家族しかつかめない幸せがこの先に必ずある」
マッキーも歌ってる。
このメンバーで生まれてきたことに意味がある、、、そんなふうには考えられなくて苦しくなることもあるけど、
やっぱり家族も友人も今同じ時代に生きて自分の周りにいてくれてる人たちはちゃんと縁があって巡り合ってるんだろうな、、、。
不器用ではあるけど、母も妻も嫁も素の自分もバランスよく生きていきたい。
実際、掃除や料理やちょっと主婦っぽいことするとどっと疲れるので(-_-;)どの肩書きも適度に。
そんなふうに思いを巡らした4月の雪の日、、、。
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4人の子どもたちが不登校という経験から、同じような境遇で悩んでいる人たちの居場所をつくりたいという想いで活動しています。
zoomの声も画面もOFFのままコッソリ聞いて帰っていただいても大丈夫です。このお話し会をきっかけに少しでも気持ちが楽になったり、不登校の子どもや家庭ってこんな感じなんだなぁと知ってもらえたりしたらいいなと思っています。
不登校の他、子育て、夫婦関係など
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子ども4人不登校からの学び