子ども4人不登校からの学び

私たちのパートナーシップ。

長いこと私たち夫婦は共依存の関係だった。

私は夫が頑張れないと、必死にそれをカバーして自分が無理したりなんとか本人に頑張らせたり。

夫は私のメンタルが落ちてきて打ちひしがれていると笑わせてくれたり、気の済むまで話を聞いてくれて大丈夫と言ってくれて。

どちらもお互いに

「やっぱりあなたがいないと私はダメだわ、、、。あなたがわかってくれれば私は他に友だちなんていらない。」

「君がいないと俺はダメだ、、、。君が頑張ってるから俺ももっと頑張るよ。」

そんな作用が働いていたと思う。

一見、良い関係に見えるけど

依存し合っている。

「共依存てなんだろう」

「依存し合っててもお互い幸せならそれで良くない??」

「でも健全じゃないよね、しんどくなってくるんじゃないかな」

そんなふうに話してみた。

お互いより良くなろうと励ましあったりしてるうちはまだいいけど、うまくいかない苦しい状態になったときに

「あなたのせいで私はこんなに苦しい」とか

「君のためにあんなにしてあげたのに、どういうことだよ」

なんて責め合ってしまうようになるとしんどい。

実際、子どもたちが増えていくのと比例するように夫を責めることが増えていった私だが、数年前から自己探求をしていく中でずっと相手の問題だと思ってきたことが実は自分の問題だったとわかっていくのと同時に夫への愛情が蘇ってきたことは確かだ。

いろいろ考えていたら

共依存て、どちらかがいなくなったら生きていけないとか、ダメになっちゃう状態ってことなのかな、、、と思った。

それはまるで「人」という文字のようにお互いが寄りかかり合っていて、どちらかが倒れたらもう片方も倒れてしまうような状態。

健全なのは、お互いがそれぞれ「自立」していて、例えどちらかが倒れた、いなくなった、としても自分で立っていられることではないか、、、と。

お互い自分で立っていて、ちょっと辛いときしんどいときに支えてもらうのはオッケーなんじゃないか、、、と。

今の私たちはどうだろう。

昔ほどではなくてもまだ残っていると思う。

もしまだ寄りかかりあってるとしても、お互い自分ひとりでも立てるようになること、そして相手もきっと自分で立てることを信じることなんだろう。

数年前、不登校について批判を受けたとき

「こどもが頑張るから親も頑張るんじゃないですか!」と言ってきた人がいた。

私はそのとき、その人のこどもが可愛そうだなって思った。

親が頑張れるかどうかがこども次第だなんて。

こどもが頑張らないなら親も頑張れないって、それは違うんじゃないかな、、、って。

確かに誰か(こどもは特に)が頑張る姿を見て自分も頑張ろう!っていう気持ちが湧いてくるのはわかるけど。

この人はこの人で、子どもを頑張らせない私に自分を投影して苦しいんだなぁと思った。

夫は今日と明日心の学びへ。

今回のテーマは「パートナーシップ」

引いたカードは「NEW VISION」ww

ガッツリ向き合ってきていただきましょうか笑

私も私で離れてる貴重な2日間を感じましょう。

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。