子ども4人不登校からの学び

ここから解放されない限り私の幸せはないと思っている事柄。

“こじれた関係を修復する方法がわからないアナタへ、、、。

本当は“愛してるよ”って伝えたいだけ、、、。”

案内されたサイトを覗くと、私の目に飛び込んできた言葉。

私のことだ。

数年前のある出来事をきっかけにすっかりこじれてしまった母との関係。

これまで幾度となく人に聞いてもらったりセッションを受けたりして見てきた問題だ。

人と話す中ではすでに母親を亡くしている人もいるわけで、そんな話を聞くと私はまだ生きている母に対してなんて親不孝なんだろうという罪悪感を感じる。

でもその一方では「たった一度の過ちをどうしていつまでたっても許してくれないの。困らせることなんかないお利口さんでずっときたのに。」
拭いきれないそんな思いが、「ただ素直に謝ればいいだけなのに」という頭ではわかり切っていることを行動に移すことを邪魔をしている。

私は夫の学びの友であるカウンセラーさんのセッションを受けた。
その方はこじれた関係を修復するお手伝いをすることをお仕事としている。

メディエーション・プログラム

結論から言うと、セッションにより私は母に心から謝りたいという気持ちを持っていることがわかった。
そしてこれまで私が望んでいない母からの言葉や行動に対する苛立ちや怒りの奥には「信頼してほしかった」という気持ちがあったこともわかった。

これを受けて私は関係修復の第一段階となる手紙を書くことにした。

そう、そのセッションが終わった段階では書くことに決めたのだ。
でもまだそれをしていない。

家に帰ってきて冷静になると、どうしても素直に書けない自分がいる。
それに、また波風が立つことを恐れる自分。

今はほとんど行き来がなくて、元気にしているだろうかと気にはなるし親子関係の良好な人の話を見聞きすればそれに相反してる自分に罪悪感も湧くけど、正直なところとても気楽だ。

もう一つ大きな恐れは、あちらの親族たちに両親が私のことをどう説明しているのか、そして親族たちがどう思っているのかだ。

このままいくと、こんりんざい親とも兄とも親族とも会わずに今世を終えるのだろうか。
それにしたって、この状況を私だけがどうにかしないとマズイよなって思ってるのも実は腹が立つ。

腹が立つし悲しいし寂しい。

私っていなくてもいいのかなって思っちゃうのもしょうがないよね。

あちら側にしてみたら、もしかしたら私のためを思ってそっとしておいてくれてる可能性もある。
理解はできないけど私が幸せならそれでいい、、、みたいなね、、、。

はたまた、私に対して怒ってるのか、改心するのを待ってるのか、それもわからない。

相手の気持ちをいくら想像してみたところで聞いてみなければわからないのだが、それができないのだ。
したくないのだ。

私は自分がまだまだ悲劇のヒロイン劇場の中にいることはわかっている。

それでもどうすればいいのかわからないしどうしたいのかもわからない。

日頃、人の話を聞いて人のことはよくわかるのに、自分のこととなるとわからない。

私が毎朝スッキリ起きて、心からの幸せを感じられるにはどうしたらいいのだろう。

私と親との間に残された時間は限られているとは思いながらも身動きできずにいる。

こんな人生を自分で決めてきたなんて思えないよ。

このままこの問題を放置して、ある日突然親が死んで、私はそのあとの人生ずっと自分を責めながら生きていくのだろうか。

そんなことが常に頭にある日常は苦しいね。

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。