子ども4人不登校からの学び

子宮ひめごとセッションでへその緒を切る②

先日、夫の心の学びの友でもあり信頼しているカウンセラーさんの「はるちゃん」こと島崎晴美さんのセッションを受けた。

Love yourself!いのちの学び舎

前回の記事↓

子宮ひめごとセッションでへその緒を切る①

女神さまの胸でえーんえんと泣いた私。

長いこと、、、本当に長いこと背負ってきたものを下ろしたようでなんともいえない脱力感を感じていた。

机に置かれた例のティッシュの箱を指し、「ゆっこちゃん、これどんなお母さん?」とはるちゃんが尋ねた。

私はティッシュの箱を見つめ少し考えてから「、、、でも仕方なかったのもわかってるんです。」と答えた。

そんな私に「ううん。そういうの全部取っ払ってどんなお母さん?」(ことばは忘れたけどそういうことを聞いてきた。)

私は

「ひどい、、、」遠慮がちに答えた。

「ひどいよね!」はるちゃんは共感してくれた。

また涙が溢れてくる私に

「よし、棍棒ワーク」

私は「え〜〜〜〜〜〜っまじか、無理〜〜( ;∀;)」

ってなったけど、はるちゃんは椅子の上に置いたクッションに向かってテッシュの箱を荒々しく打ち付けた。

「ひどいよ!」って言ってたかもしれない、、、忘れたけど、、。

テッシュの箱を渡された。

私は躊躇しながらもクッションに打ち付けた。

一回、、二回、、、三回、、、、、

打ち付けるほどに涙が溢れ、と同時に「う〜〜〜っ」という声が勝手に出ていた。

何度も打ち付けて

少しずつ打ち付けるペースが落ち、そして打ち付けるのをやめた、、、。

私に必要なのはこれだったんだと体感した。

ひどい母親だと思ってもいい、口にしてもいい、それはこれまでも何度も自分の中で繰り返したり夫に聞いてもらったりしてきたことだ。

でも自分の中から出てくるそのネガティヴな感情をそのまま素直に感じ、感じつくし、怒りのままにことばや声や体で表現するということはなかった。

いつもそれらを行っていたのは「頭」で

そしてそこには「理性」が働いていて

やっぱり頭の片隅で「いいかげん聞き分けないと」がいつもほんのちょっとのブレーキをかけてた気がする。

今回の棍棒ワーク(奥に閉じ込めてる感情を引き出すワークで、棒状のものでクッションや座布団を叩く)は以前参加したワークショップの一場面で一度体験したことがあるが、そのときもただただ涙が溢れてビックリした。ただ「叩く」という行為で人によっていろいろなものが出てくるのだから面白い。

感じ尽くす。

味わい尽くす。

出し尽くす。

そういうことがどれだけ大切かということはここ最近実感として体験する機会が多い。

夫に傾聴してもらい、そのまま河原へ行き「寂しかったよー!」「みんなで一緒にいたかったよー!」と叫んだのも

スロージョグに出かけ橋の上で「お母さんのバカーーー!!」と叫んだのもそう。

そんなこと言っちゃいけないっていうのを超えて思い切ってやってみたらあら不思議。

それまで心の底の方でどす黒く渦巻いてどうにも行き場のなかったものが天に召されていくとでも言うのだろうか。

それも、ここまで向き合ってきたものがあってこそのプロセスだとは思うけど、

気が済んだような気もしたり、もうどっちでもいいことのように思えたり。

だってはるちゃんが「ゆっこちゃんお母さんの人生生きてたんだよ」のことばに

ポカーンてなって、

「ほんとだ、、、 (◉⌓◉)」ってなって、

「マジか〜、、、」ってなって、

「わぁ、、、、、」ってなって、

魔法がとけたみたいな感覚になったんだ。

はるちゃんに寄り添ってもらいながら自分と向き合った時間はまた私の人生の宝物の一つとなった。

私は3時間ガッツリ私と向き合ってくれたはるちゃんと過ごした部屋をあとにし、安堵感や爽快感を携えながら家路についた。

つづく。

子宮ひめごとセッションでへその緒を切る③

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。