子ども4人不登校からの学び

運動会の日にちを把握しなくなって何年かたちました。

どうやら今日はうちの下の2人の男の子が所属している小学校の運動会だったらしいことを先ほど知った(19:20)

買い物の行き帰りに学校の前を通るけど、少し前からテントのようなものが出ていたし子どもたちも練習している感じだったので運動会そのものはあるんだなと思っていた。

(不登校初期はそんな光景を見ようものならセンチメンタルに涙なんか浮かべて「なんでうちは、、、」みたいなドラマに突入してたけど、今は全く何も感じない。むしろ行ってる子たちが気の毒にさえ思う。)

それでも今年はコロナの影響で時間が短縮されたり、はたまた学年別で開催するとかなんとかって話も聞いていたから地域によってだったり、それぞれの学校で対応は様々だっただろう。

うちは毎年担任が変われば「学校に行ってないことことについて困ってない」ことと、「何か必要が出たときには相談にのってもらったり力を貸してもらいたい」旨を伝えている。

上の子たちからだから、学校側でもたぶん金丸家には働きかけは不要みたいな感じで引き継ぎがなされてるんだろうなと推測される。

それでも身勝手なもので、あまりに音沙汰がないと寂しいものなのだ。

というか、普段はもう「学校」というものにうちの子たちもまだ所属しているということなど全く頭にないわけだけど、
やっぱり大きな行事とかあったときに全くなんのお知らせもなく後から知るというのは寂しいものだなと、そういうことがあるたびに思う。

まあ、先生からしたら全く登校もしていなければなんの要望もない家庭というものにどう関わっていいか戸惑いもあるだろう。

長男はいま6年生だから来年度からは小学校はいよいよ末っ子だけの在籍になる。せっかくだから?もう少し学校と関わっていこうかな??

不登校の子どもたちの居場所がまだまだ少ない中、家族以外の人と接する機会を持つのはなかなか難しい。
たとえ学校でも(変な先生でない限り)子どものことを気にかけてもらえるならそれはありがたいことだ。

いや、ほんとにありがたいかな?

子どもにとってはわからない。
ただ私が安心ていうだけかもしれない。

よっぽど先進的な考え方の頭の柔らかい先生ならいいけどね、
そういう先生ならもうとっくにもっと違った形でわが家にも働きかけてくれてるだろう。

なんてちょっと拗ねたような思考になってしまった夜。
窓を開けた網戸の向こうでは静かな暗闇に秋の虫の音。

まあ、なんでもいっか!
子どもたちとボードゲームでもして寝よ〜っと。

 

 

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。