末っ子が歯医者に通っている。
ずい分酷くしてしまって、何度も通っている。
やっぱり歯医者というのは憂鬱なもので、息子も予約日が近づくとため息をついて「やだな〜」と言ったり私に八つ当たりしたりしていた。
私はその度に
「やだよね〜」「気が重いよねぇ」と返すしかできずにいた。
今日も予約日だったから昨日から気にはしてたし今朝も「やだな〜」な雰囲気でいたので私も「やだよね〜」と相変わらずの相槌をうち洗濯物を干しに外に出た。
珍しく息子も外に出てきた。
お日様の光が手伝ったのか、
「でも嫌だけどがんばろうって思うんだよね〜」と言うので
「〇〇はすごいね。嫌だけどがんばろうって思うんだね。」と返した。
すると
「俺、前はお母さんにすごいね〜とか頑張ったねとか言われて、なんでそう言うか意味がわからなかったんだけど、今はなんかわかったんだ〜。」
と言うので、「そっか〜、前はわからなかったけど、今は嫌だけど頑張ることすごいって思ったんだね!」と相変わらずのおうむ返しで返しながら
これが大事だよね〜!って思って嬉しくなった。
どんなに他人にすごいとか頑張ってるとか言われても、自分がそう思えなければそれは意味をなさないんだ。
歯医者通いは憂鬱で痛みも伴ったけど、親子ともに毎回いろいろと学びになった。
これを書くにあたって少し息子に聞いてみたところ、
「お母さんも嫌だけどがんばったことがあって、だからその気持ちがわかって俺にすごいって言ったんだよね。」と言われた。
我が息子ながら深い!
子どもはほんとに素晴らしい。
どの子もみんな素晴らしい。
明日は、そんな素晴らしい子どもたちにもっと優しくしようよ、もっと大切にしようよ、みたいなことを書いてみたいと思う。
子どもたちよ、今日も学びをありがとう!
追記:なんとなく息子にもう一度聞き直したところ、自分のことがんばったって思ったわけじゃなく、なぜ私がそう言ったか意味がわかったとのこと!(^_^;)