子ども4人不登校からの学び

末っ子の歯医者通いで母としてまた学ばせてもらった。

末っ子が歯医者に通っている。

ずい分酷くしてしまって、何度も通っている。

やっぱり歯医者というのは憂鬱なもので、息子も予約日が近づくとため息をついて「やだな〜」と言ったり私に八つ当たりしたりしていた。

私はその度に
「やだよね〜」「気が重いよねぇ」と返すしかできずにいた。

今日も予約日だったから昨日から気にはしてたし今朝も「やだな〜」な雰囲気でいたので私も「やだよね〜」と相変わらずの相槌をうち洗濯物を干しに外に出た。

珍しく息子も外に出てきた。

お日様の光が手伝ったのか、
「でも嫌だけどがんばろうって思うんだよね〜」と言うので

「〇〇はすごいね。嫌だけどがんばろうって思うんだね。」と返した。

すると
「俺、前はお母さんにすごいね〜とか頑張ったねとか言われて、なんでそう言うか意味がわからなかったんだけど、今はなんかわかったんだ〜。」

と言うので、「そっか〜、前はわからなかったけど、今は嫌だけど頑張ることすごいって思ったんだね!」と相変わらずのおうむ返しで返しながら

これが大事だよね〜!って思って嬉しくなった。

どんなに他人にすごいとか頑張ってるとか言われても、自分がそう思えなければそれは意味をなさないんだ。

歯医者通いは憂鬱で痛みも伴ったけど、親子ともに毎回いろいろと学びになった。

これを書くにあたって少し息子に聞いてみたところ、

「お母さんも嫌だけどがんばったことがあって、だからその気持ちがわかって俺にすごいって言ったんだよね。」と言われた。

我が息子ながら深い!

子どもはほんとに素晴らしい。

どの子もみんな素晴らしい。

明日は、そんな素晴らしい子どもたちにもっと優しくしようよ、もっと大切にしようよ、みたいなことを書いてみたいと思う。

子どもたちよ、今日も学びをありがとう!

 

追記:なんとなく息子にもう一度聞き直したところ、自分のことがんばったって思ったわけじゃなく、なぜ私がそう言ったか意味がわかったとのこと!(^_^;)

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。