昨日Amazonで買い物をした末っ子と計算のやりとりがあった。
私が支払いを立て替えて息子が1000円渡すからお釣りをくれというので、私は計算してくれるよう頼んだ。
息子が画面を見ながらどうにか計算したのだけど、私は間違ってると思った。
計算機で確かめると息子があっていた。
学校に行ってなくて算数は勉強していない。
足し算引き算という概念も暮らしの中でなんとなくわかってる程度。
ひっ算も知らない、繰り上がりや繰り下がりなんてものももちろん知らない息子の頭の中で何が行われたのかはわからないけど暗算をした。
それに比べ、子どもの頃まじめに勉強してきたつもりなのに簡単な計算もできない私。
近しい人はご存知だと思うけど、本当にできないの( ;∀;)
(10−4とか100−75とかはできるよ!)
「お母さん学校行ってたけど計算できないんだ〜。」
と少しだけため息混じりに言うと
「お母さん。」
息子が改まって言う。
「人はみんな違うんだよ。
頭の中は一人ひとりみんな違うでしょ?
誰でもみんな苦手なことがあるんだよ。」→だからそんなこと気にする必要ないよという雰囲気。
息子の言葉を聞いて涙が出そうな私。
人と何か簡単な計算をやり取りするとき(何か立て替えたとか、ちょっとした計算するときってありますよね(・_・;)
「私ほんと計算できなくて(*≧∀≦*)」
って言いながらも本当は恥ずかしい。
できないことはできる人にやって貰えばいいんだってことがわかって、やってもらったり簡単な計算でも必ず計算機出してやったりするけど、ほんとは恥ずかしい。
でも息子のことばで全部癒された気がした。
極め付け息子が私にこう言った。
「お母さんはとてもいい人だよ。」
普段息子の話をなるべく聞くようにしている。だからきっと話すことがモヤモヤの発散になることが多い息子にとって私は「いい人」なんだ。
計算できなくてもこんな言葉もらえるなら全然いいやと思った。
だから私も、学校行ってなくて勉強してないことを普段心配してる息子に言った。
「算数できなくてもお母さんやってるし奥さんやってるし、こうして大人になって問題なく生きてるよ。」
そしてあなたたちと生きてる今、とても幸せなんだよ、、、とは、ちょっと照れくさくなり心の中で。