愛護センターに保護された犬を里親が見つかるまでの間お世話するボランティアをしている。次女さんたっての希望で昨年初めて預かりボランティアとして「ゴン」という犬を預かった。
そのときの様子↓ 預かり犬「ゴン」の最期。溢れる愛をありがとう。
ロイに初めて会ったのは3月29日のこと。ロイを合わせて4頭のワンコたちが、暖かい陽射しの降り注ぐ愛護センターの大きな芝生の広場でそれぞれ繋がれていた。
さてさて、今度の子はどの子になるのかな??一頭ずつセンターのスタッフさんの説明を受けながら挨拶してまわる。
前回のゴンの時には初めての預かりにも関わらず、次第に元気がなくなっていき思いがけず看取ることになった。
願わくば今度は元気でいてほしい。そして愛情たっぷり注いでくれる里親さんにつないであげたい。そんな思いもありながら、でも結局
『一番引き取り手が現れなさそう』と言われる子を引き受けてくるのがわが家だ。
ロイはポインター系の犬で、見た目がカッコよく
「わりと早く引き取ってもらえるんじゃない?」と家族で話していたのだが、
体がとても大きいのでそれだけでもう引き取られる可能性はほぼない。
家にワンコを迎えたくて愛護センターに来る人のほとんどは小型犬をご所望とのこと。
そっか〜、この子か〜!でかい!笑
そのときの情報としては、
・迷い犬で愛護センターに来て1ヶ月ほど。
・顔や体が傷だらけなことから、元猟犬らしいということ。
・お散歩は、猟犬だったからかすごく匂いを嗅ぎながら歩く。
・引きはそんなに強くない。(引っ張らない)
わかってることはこのくらいだった。
畑仕事がにわかに忙しくなりだしたわが家を気遣い、保護主さんが各種検査や去勢手術などの医療を済ませるまで預かってくれ、それが済み次第連れてきてくれるということになった。
そして迎えた4月11日、二頭目の預かり犬がわが家にやってきた。
ゴンのときは外で過ごしてもらうつもりで外をいろいろ整えたけど、具合が悪くなった頃から家の中に入ってもらった。
今回のロイは最初から家の中で過ごしてもらおうと準備を進めていたが、保護主さんの家で過ごした期間も本人が外が良さそうな感じがするとのことで、すっかり家の中に迎えるつもりでいたけどワンコによって違うもんだなぁと。
愛護センターから引き出され、保護主さんのお宅で2週間ほど過ごした後にまた見知らぬ場所へ連れて来られてしまったロイ。
かわいそうだなと思う。
不安や戸惑いもあるだろう。私たち人間も少しでも早く安心して慣れてもらいたいと願いながら接する。
そして3頭の先住犬たちとの兼ね合いもあるし手探りの生活がはじまった。
つづく。