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週刊ユキコさん

子ども4人不登校からの学び

  • 家族

夫が大福に噛まれたときのこと(前編)

  • 2021-11-28

昨年(2020年)の10月から保護犬の預かりボランティアをしている。里親さんを探して譲渡するまでお世話をして命を繋ぐのが役目だ。

預かり3頭目の「大福」は立派な血統書付きの7歳の甲斐犬の男の子だった。詳しいことはこちらのブログをご参照ください→わんぷすブログ〜預かりボランティア〜 大福くん その1

大福は本当にお利口で人懐こくて可愛い可愛いワンコだった。 そして前の2頭の老犬に比べ、後ろ足を高々と上げて用を足す様が若さを物語っていた。

来た当初こそ環境の変化に不安や寂しさがあったのか夜中にキューキューと鳴いていたが、その度に夫が対応してくれてすぐに朝までぐっすり眠るようになった。

本当に良いご縁に恵まれ、大福がわが家に来て1ヶ月の頃に里親の希望者が現れた。大福によく似た甲斐犬を若くして亡くされたという、三人のお子さんとご夫婦の五人家族は県外からわざわざ大福に会いに来てくれた。

帰ってから再度ご家族で話し合ってもらうということでその日は見送ったものの、もう決定だなと明らかに思えるほどにご家族も歓迎の様子だった。私たちとしても想像をはるかに超える良い里親さんが現れてくれたと胸をなでおろすやら、別れの日を思い寂しさがこみ上げるやら。

ご家族はその日のうちに、正式に里親になりたいとメールをくれた。あとはお互いの予定を調整して譲渡の日を待つばかりとなった。

そんな喜ばしい流れとなった5日後に事件は起きた。

朝、布団の中でそろそろ起きようかどうしようかとウダウダしていた私の耳に大福がけたたましく吠える声が聞こえた。嫌な予感がよぎるのとほぼ同時に夫が私を呼ぶ声。

決して朝は強くなくまだ開ききらない目とフラフラな体のまま「どうしたの!?」「何があったの!?!?」と大声で答えながら階段を降りる。

開け放たれたままの玄関の戸の向こうに夫がいた。靴も履かずに飛び出ると、ただ事ではない表情で口元を手で覆う夫が「噛まれた」と言った。少し緩めた手の隙間から血がボタボタと落ちた。

なんでこんなことに!?!?
どうしよう!
どうしたらいい!?
落ち着け!落ち着け!

この出来事の後、何人かに「すごく冷静に対処したね」と言ってもらったが、突発的な出来事に対し慌てふためきながらも冷静さを失わずにいれるのは、子どもが一人また一人と増える中で培われたものだろう。

私は「どうしたらいい!?」の先に、とりあえず綺麗なタオル!タオルで押さえよう!という考えに至った。

急ぎ家の中に戻るも、「綺麗なタオル!綺麗なタオルはどこにある!?」
立ち止まって考える。手も足も震えている。
今思えば洗濯してあるタオルで全然良かった気もするが、私は何かの折に粗品としてもらうことがある、まだビニールの袋に入ったままの白いタオルを引き出しの奥から引っ張り出しビニールを破った。

タオルを夫に渡しとにかく病院とは思うものの、早朝でまだ病院の開いてる時間ではない。かといって今から救急医を調べて問い合わせて、、、そんなことをしてる余裕はないように思われた。救急車は大げさだろうか、、、。いや、迷ってる暇はない、電話して判断してもらおう!

震える手で119通報。
「119番です。火事ですか?救急ですか?」
「あ、、、あの、、、ケガをしました。犬に噛まれて、、救急車を呼んでいいかわからなくて、、、、電話しました。」
明らかに震える声の私に素早く必要な質問をしてくれ、
割と早い段階で「救急車が向かいますのでね」と言ってもらい、そこで初めて少しホッとする。

あとは救急車を待てばいい。道沿いに立っていてくださいとのことで、慌てて着替える。
病院に着いた時に、寝巻きとさほど変わらない格好をしてる自分に愕然としたことからもまだまだ頭が正常に働いていなかったことが伺える。

支度をしてる時に夫が「顔が変わっちもう、、」(甲州弁→顔が変わってしまう)と呟き私に唇をチラッと見せた。
ちょっとグロテスクだが、上唇が裂けベロンとなっている。
ショックだった。口の裂けたその様子もだが、顔が変わってしまうと恐れを抱く夫の様子が私の心にはダメージが大きかった、、、。

無事に救急車が到着して夫とともに乗り込む。夫はすぐさま必要な数値をとってもらったりガーゼを当ててもらったり質問に答えていた。その様子を傍らで見守る私に異変が、、、。内心、「これあかん、、」て思った。

実はここ近年、なぜか閉塞的な場所がとても苦手になりパニックになりそうな自分がいるのだ。ご存知の通り救急車の窓はカーテンで覆われている。しかも大の苦手な横向きのまま乗っていかなければならず酔うことも確定な感じだ。これはあかん、、、。

私は救急隊員さんにまだトイレに行ってくるだけの時間があるか聞き、一旦車を降りた。トイレから戻ってもまだ受け入れ先の病院が決まらないようなら外で待ちたいと思ったが、どうやらもう行き先は決まり出発のようだ。

仕方なく乗り込み車が動き出す。私はこの状況で私が具合悪くなってる場合ではないと、必死に自分を保とうとした。

救急車の一番後ろのドアの窓のしっかり締められたカーテンに隙間をつくり、ストレッチャーに上半身を起こした状態で後ろ向きに乗っている夫に、「今、開国橋」だよ。と伝える。夫を少しでも安心させたいのと、自分が少しでも閉塞感から逃れたいのとで必死だった、、、なんて健気な私( ;∀;)

私は仕方なく、私からは一番遠くにある前方の窓に救いを求めた。見にくいとはいえ、やはり進行方向が見えるのはいい。このまま病院までなんとか頑張れそうだ。

夫のケガに関して頭の中をいろいろと不安がよぎり、油断するとその不安がどんどん大きく膨らみそうになる。(顔が本当に別人のようになってしまうのではないだろうかとか、何か悪い菌が体じゅうに広まって、、、とか)
でもその度に、「きっと大丈夫、命に関わることじゃない。夫は生きている。」と言い聞かせ、夫の足をなんとなくさすっていた。

病院に着くまでの間、一生懸命落ち着きを保とうとする中でいろんな良かったことやありがたいことに気づいた。
朝の通勤ラッシュの時間帯に道を開けてくれるたくさんの人たち。
ケガをしてから30分とたたずに救急車で病院に搬送してもらっていること。
夫は痛い思いをしたけど、これが子どもたちじゃなくて良かったこと。
ケガをしたとき私が家にいたこと。(実は近いうちに軽くひとり旅に出たいと計画していた。)
唇は裂けたけど肉を持ってかれずに済んだこと。(グロテスクでごめんなさい汗)
そんなことを考えながら病院に着いた。

私は待合で待つよう言われて、あとはもう何もできずに待つしかなかった。
縫うことは間違いないだろう。何度かメッセンジャーで夫とやりとりして、勇気付けて。

そして一方で私は保護犬に詳しい友人に朝あったばかりの出来事をメールしていた。どうして大福が噛むような事態になったのか、それを知りたかった。

後編につづく。

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

46歳。果樹農家の嫁。
4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされる。
今年長女20歳、次女18歳、長男14歳、次男12歳。
長女はファッションやメイクについて発信をしており、末っ子は近所のフリースクールへ。ほぼ全員家で自由気ままに過ごす毎日。
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