家族, 子どものこと

子どものいいとこ自慢に余計な前置きはいらない。

子どもの頃とか若い頃って、小さい頃から自分を知っていてくれる人に久しぶりに会うと
「え?〇〇ちゃん!?大きくなって〜!」とか
「まぁ、いい娘になって(°▽°)」とか言われることってある。

照れくさくもあり、嬉しいようなこそばゆさを覚える瞬間だ。

私の場合、若いときに母と一緒にいて誰かそういう人に会ったとき母は決まって
「この子はおばあちゃんが育ててくれたから優しい子になった」というようなことを言っていた。

私は優しい子という言葉を嬉しく感じながらも心の片隅ではモヤモヤするものも同時に感じていた気がする。

子ども時代一番両親と一緒に過ごしたかった時期に、親の仕事の関係で私はほぼ祖母と2人で過ごすような期間があった。

自分や子どものことをダイレクトに自慢するようなことがない日本の文化からそんなふうな遠回しの言い方になったのか、はたまた母親業が十分できなかったことへの罪悪感からそんなふうに言ったのかはわからないが

母が私を優しい子だと言ってくれてることは確からしかった。

素直に「私の娘だから」って言ってくれた方がよっぽど嬉しいのに!
と心の中で反発する時期もあったが、やっぱりけなされるよりはずっと嬉しかった。

時を経て今、実は私も子どもたちの素晴らしいところを伝えたいと思うと
「私に似ないで」みたいな前置きをしたくなる自分がいるのだ。

比べることではないと知りながらも、つい自分にないものを持ってることが嬉しくもあり誇らしくもあり、ただただ自慢したいということなんだけど、

私は子どもの頃の気持ちを思い出すと「私の娘だから」とか、「私の子だもの」なんていう言い方の方がたぶん嬉しかった。

なぜって、子ども側からするとそれって自分の母親が自分を否定してるふうに聞こえるからなのかな。

私は常日頃から「自分を大切に」「自分に一番優しく」ということを子どもたちに伝えているつもりだ。
自分に優しくできない人は本当の意味で人にも優しくできないからだ。

だから子どもたちの素晴らしいところをもし自慢するときは、
「私に似ないで」みたいに自分を否定してるような前置きはやめて、
「この子のこんなところが素晴らしくて、私はとても嬉しいし誇らしいの」
と言おう。

「そして私にもこんなに素晴らしいところがあるの」と付け加えよう。
まぁ、これはあえて言葉に出さないで心の中だけでもいいけれど、、、。