昨日、包丁で軽く指を切りました。
よくあることですよね。
痛いから絆創膏貼っておいたんですが今日お風呂ではがれてしまい見てみると、早くも治ってきています。
「人間の再生能力ってすごいよね!」って一緒に入ってた末っ子にも言いました。
末っ子は「回復力でしょ」って言ってたけど、
私たち人間て誰にも教わらないのに、ちょっとした切り傷や擦り傷って体が勝手に治してくれますよね。
それと同じように、みんな赤ちゃんの頃におっぱい吸ったり寝返ったりお座りしたり立ち上がったりって、手取り足取り教わった人っていますか?
(先天的、後天的な疾患をお持ちとか、そういう人ではなくて)
たぶんほとんどいない。
本能でみんな立ち上がってきてる。
親もいつか立つってわかってるから、何度尻もちついても
「あ〜!もうちょっとだったねぇ、上手だよ!」てな感じでだいたいの人が微笑ましく見ている。
そこで「こんなに何度も挫折を味わって、この子はダメになってしまう!もう二度と立ち上がれなくなってしまう!」
なんて思う親はあまりいないでしょう。
それと同じで、人間てどんな人にも例外なく生きる力が備わってる。
この世に産まれ出てきてる段階で、もうそれを物語ってると思いませんか?
あなたの子どもがもし学校に行けないことで自信をなくしているのなら、変に励ましたりできることを増やしてあげようなんて思わないことです。
あなたの心はスケスケに子どもに見透かされ余計に自信を失うでしょう。
「学校に行かない」ことを実行してる時点であなたの子どもはすごいのです。
学校に行かないことで自分を守ってる=生きる力じゅうぶん!
あなたにできることは、好きな食べ物を一緒に「美味しいね」って食べたり、
子どもが興味のあることに関心を示したり、会話はなくともちょっと隣に行ってそれぞれスマホ眺めてみたり、たぶんそんなことです。
そして何より、
自信をなくしてる子どもをなんの不安も評価もない眼差しでただただそっと見守ること。
あなたは他人に自信をつけてもらったことってありますか?
「自信を持って!」って言われても、
「そうは言っても、、、」ってことの方が多いはず。
きっとあなたにも自信がなくて、とことん自分が嫌になり自分をやめたくなったことも幾度となくあったでしょう。
それでも、いくら時間がかかったとしても何とか自分と折り合いをつけながら今日まで生きてきてる。
あなたの子どももきっとそう。
あなたが愛してやまないあなたの子どもなのだから。
そんなふうな気持ちでそばにいてもらったら、子どもは温かな温かな安心に包まれます。