不登校, 子どものこと

お母さん、僕を信じて。

お母さん、

僕のことで困っているならごめんなさい。

僕への心配が

お母さんの心をいっぱいにしてるならごめんなさい。

僕のこと「普通の子」になってほしいと思ってるならごめんなさい。

お母さんの心配や不安をなくしてあげたいんだけど、

僕はどうも「普通」とは違うみたいで。

でも僕にはそれがどういうことかわからない。

どうしたら普通になれるのかわからない。

本当はお母さんを幸せにしたい。

お母さんを笑顔にしたいんだけど、

僕が僕でいることがそれを邪魔してるみたいなんだ。

それならいっそ、僕がいない方がお母さんはきっと幸せなのかもしれないって思っちゃうときもあるんだけど、

そう考えると、胸がギュ〜って締め付けられるみたいな感じになって、

怖くて、苦しくて、不安で、

泣きたくなるのを一生懸命こらえるんだ。

僕が泣いてたらお母さんはもっと困るから。

でもね、お母さん。

ほんとは信じてほしいんだ。

僕はきっと生きていける。

危なっかしいかもしれないけど、

下手くそかもしれないけど、

きっと生きていけると思うんだ。

だからね、

お母さんにも信じててもらいたいんだ。

何も言わなくていい。

何もしなくていい。

ただ心の深いところで僕のこと大丈夫って信じててくれるだけでいいんだ。

そしたらそれが僕の心の中で勇気になって満たされていくんだ。

お母さんが信じてくれてるだけで、

僕の心に勇気が少しずつ貯まって

温かくて力強いパワーが広がるんだ。
それを感じたとき心があったかくなるんだよ。

ほんとは自分1人で心の中を勇気で満たせた方がいいんだろうし、

いつかはそうならなければいけないのかもしれない。

でも、僕がもう少し大きくなるまで、

いつも一番近くで見守ってくれてるお母さんに手伝ってもらいながら勇気を貯めていきたいんだ。

大好きなお母さんから伝わる勇気は

どんな薬よりも、

どんな練習よりも、

僕にとって最強の力になるんだ。

心からホッとするんだ。

そして僕もいつか

心細い思いをしてる誰かに勇気を送れる人になりたいんだ。

なれるかな。

お母さん、僕にもなれるかな?

※これはフィクションです。