子ども4人不登校からの学び

やっぱり私じゃダメなんだ

昨夜は珍しく夫が飲み会に参加してきた。
その名も「スピメン会」→スピリチュアルなメンズの会の略。

山梨のいわゆる「無尽」と言われる集まりに行くことはあるけど、その他の呑みの席はあまり多くないと思われる夫が今回はやけに乗り気で自分から招集をかけていたようだった。

日にちもサクッと決まり、「行きだけ送ってくれんけ。」と言われてたので、送って行った。

帰りもそんなに遅くなければ来るから呼んでね。」と伝えておいた。

思っていたよりも帰りが遅く、2軒目行ったんかな?と思ってたら電話がきた。
お迎えいいですかと言うので、思ってたより全然遅かったけど、まぁそんなに遠くないしいいか、、ってことで了解した。

そのときチラッとFacebookを開いたら(←さっさと行けよって感じだけど笑)
これまた珍しく夫が投稿していた。

そこには、スピメン会がとても盛り上がって楽しく過ごし、途中夫のお悩み相談会みたいになってみんなに話を聞いてもらってご満悦な様子の夫がいた。

私は義父の介護のこともあり普段なかなか外に出る機会が限られる夫が、家族以外の人と楽しく過ごした様子に素直に「良かったね〜(^^)」と思う自分と、

「う〜〜〜む、、、。」と思う自分がいた。

私は夫を迎えに行く道中、なんだかな〜、、、という自分の心にかかった霧のようなものを感じていた。

「やっぱり私には言ってもらえないんだなぁ、、、。」

そう、夫は何か抱えていることがあってもそこまで私には打ち明けない。
こちらから聞けば軽く話してくれることもあるけど、「私に話して少しでも心が軽くなってくれればいいのに」なんて思う私の意に反してサラッとかわされるような感じで寂しくもある。

なんでも話してくれたらいいのにと思うけど、でも何でもかんでも話さなきゃいけないわけではないこともわかっている。

私が嬉しいことも嫌だったことも何でもかんでも夫に打ち明けて聴いてもらって、聴いてもらえるだけで良かったり時には何か優しい言葉をかけてもらって気持ちが軽くなったりするもんだから、

夫もそうすればいいのにと思ってしまうけど、

夫がそれをしないのは、私がそうさせているのかなと自分を顧みたりもする。

夫が持ち前の包容力で何を言っても大丈夫という体勢でいてくれるのと違い、私はやっぱり夫をジャッジしたり余計なアドバイスしたりコントロールしようとするのが出てるのかな、、、。

「相手をそうさせてる理由は自分にある」

という考え方を、以前夫が学んでいたコミュニティの師匠が言っていたことを思い出す。

それはあるかもしれない。

ただ、夫は夫で私には言えないことや言いたくないことはあるのかもしれないし、そこを責めてまで聞き出すようなことにも意味がないだろう。

自分の側の問題だよなー。

「大事なことは話してもらえない。」

「肝心なことは私ではダメ。」

そんな思い込みが、これまでの人生のどこかでできてしまったんだな、、。
それほど馴染みがあるわけではないけど「あ〜、これこれ」って身に覚えのある感覚だ。

私は帰りの車の中で、そんな自分の内側に起きたことを話したけど、

夫は予想通り「ゆっちゃんには言えないこととか、言ったらカッコ悪いって思うことがあるんだよね〜」と言った。

「でも言ったからって私がどうも思わないことわかってるでしょ?」と聞くと、
「それはわかってるけどさ〜、、。」と。

そうなんだよね。
男のプライドとして言えないことがあるのなら、それはそれで私を思ってくれてのことだから受け入れるしかない。むしろありがとうとさえ言えることかもしれない。

でも女側としたら、情けないようなことも吐き出して泣いてくれた方がよっぽどいいこともある。

でもそれがなされないのは、やっぱりこちら側の問題ばかりではなさそうだ。

打ち明けてくれないからと言って信頼してくれてないわけではない。

私以外にそんな胸の内を打ち明けられる人や場所があるなら、それは良かった。

ただ、やっぱり寂しいけどね!笑

何はともあれ、迎えに行ってほんのちょっとだけ同席させてもらったときにいい感じに酔ったご友人たちが私を持ち上げてくれたから、今回はそれでちょー消しにしとく(´・∀・`)

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。