人はそんなつもりが全くないのに意図せず人に嫌な思いをさせたり傷つけたりしてしまうことがある。
人が誰かによって幸せにしてもらうことはできないのと同じように、
何かを言われたり何かの出来事を受けて傷つくのは自分の問題であり、自分によって傷つくことを選んでいる。
そうは言っても、やっぱり心無いことやキツイことを言われて「傷ついた」と感じるのはすごく自然なことでもある。
先日、夫がある場所に顔写真を提出する必要があり、自然体で良さげな写真を探していたので、
私もスマホのアルバムを遡りながら「これは?」「こっちはどぉ?」という感じで何枚かの写真をメッセンジャーで送っていた。(そのとき別の場所にいたから)
ある一枚の写真を送り、そのあと「まだカッコつけてた頃」と付け加えた。
するとちょうど帰ってきた夫が、
「自分は心の膜が0,03ミリとか言うのに、人のことはちょいちょいディスるよね、、、」と言い残しまた外に出て行ってしまった。
詳しく説明すると、昨日の記事にも書いた「エニアグラム」ではタイプ2,3,4は「ハートセンター」と言って、他のタイプよりもすごく傷つきやすい繊細なハートの持ち主なのだそう。
それを知ってから、私はときどき「心の膜が0,03ミリだから」と口にしていたものだから、そんな私に「そんなこと言うくせに、人のことは簡単に傷つけるよね」と夫が言いたいのだとわかってちょっと慌てた。
ちなみに、夫もこれまでならなんでもないこととしてやり過ごしてたところを、「こう感じたよ」ということを言わないと伝わらないと思って伝えてくれたとのこと。これは素晴らしい選択です。
私は、、また自分の何気ないひとことが人を傷つけた、、、と思うとズーーンと落ち込みモードに入りそうになったけど、
私、悪意があったのだろうか、、、!?
何か言ってやりたいような気持ちがあった、、、??
違う!夫を傷つけたくて出た言葉じゃない。ディスるだなんて、断じて違う!
私は頭をフル回転させた。
そして何が言いたかったのか、その言葉の中にある私の本当の気持ちを探し当てた。
その後整理して夫にメッセージした。
「カッコつけてた頃、、、の言葉の中に
これまで本当にいろんなことを経験、乗り越えてきたことで、
最近の写真には本当に寛容で穏やかな写真しかないことに気づいて、、、
そこから出た言葉でした、、、。
傷つけたならごめんなさい。」
「〇〇さん(←当時デビュー仕立てのカメラマンの友人)に撮ってもらったさっきの写真と比べて、
今は本当にカッコなんかつけなくて、ありのままだなぁって。
この何年かの写真をずっと遡って見てたから余計に、、、。」
夫は「ごめんごめん、そんなに気にしてないから^^;」
と返事をくれたけど
私「いや、大事なことです。言いたいことわかってくれた?」
夫「うんうん。」
私「大好きってこと(//∇//)」
ていうオチ笑笑。
でも大事なこと!
「そんなこと言わなくてもわかってるでしょ」って
夫婦でもそれこそありがちだけど、
言わなきゃわからないです、どんなに長く連れ添った夫婦でも、仲良し親子でも。
わかってくれてるはず、、と思うなら一度確認した方が良いでしょう。
でも言葉って難しい。
伝えたところで、なんか違うふうに伝わってしまうことも、これまた日常には溢れてる。
そして自分が本当に伝えたいことも隠れちゃってて自分にさえわからないなんてことも、、、。
今回は夫が言ってくれたから私も私の中にある本当に伝えたいことを無事伝えられて良かった。
夫婦だからこそ、勇気を持って「それは言われて嫌でした」とか、逆に「そう言ってもらえて、とっても嬉しい!」とか伝えあいたいですね。
でも夫婦の場合は嫌な感じになったときは、だいたいが、、、いや100%「大好き」ってことです!(断言)
大好きだから、大事にしてほしい。
大好きだから、私だけを見ててほしい。
大好きだから、大好きって言ってほしい。
そんなこと言えないよね〜。
私じゃあるまい(⌯˃̶᷄ ꈊ˂̶᷄ ૢ)ꋧ