子ども4人不登校からの学び

子どもたちの一年。

昨年末、スマホに入ってる写真を見ながら子どもたちにどんなことがあった一年だったかを振り返った。

人間は忘れる生き物だ。
そして毎日気忙しく過ごしていれば、とても印象的な出来事を除いて一年の間に何があったかを忘れてることがほとんどで、それはきっと私だけではないだろう。

ノートに子どもたち4人の名前をエリアに分けて書き、1月から写真に残っている限りの出来事を記していった。

するとどうだろう。

今年はあまり動きがなかったかなと思っていたメンバーもいろいろやってたり行ってたり思っていた以上にたくさん出てきて、ノートには想像していた以上にどんどん埋まっていったのだ。

今は、スマホさえあれば簡単にその瞬間を記録として残せるし、それを見るのも簡単で本当にありがたいことこの上ない。

長女の生まれた頃はまだフィルムを現像していた時代だなんて信じられない。
文明の進化に感動するばかりだ。

今回なぜ振り返りをしたかというと、、、

うちの子どもたちは末っ子(13歳)がフリースクールに行ってる以外、上の3人は家で過ごしている。

高校とか大学に行ってれば学期ごとに先生からのコメントがあったり、学校で振り返りの時間もあったりするかな?その時期その時期で行われた行事も思い出しやすい。

家で過ごしていると長期的なお休みもないし一年間区切りがなく過ごしてるから「あれって今年だったっけ??」みたいなこともたまにある。

別に今年でも昨年でもそんなことはどうでもいいのだけど、私自身が最近は毎日の振り返りの時間を作っていて、それがなかなかに良いものだから子どもたちのことも振り返ってみたくなったのだ。

ノートに書き出してみて、すっかり忘れてたこともあるし、「あーー、この時はこうだったよね〜」なんてしみじみ思い出すこともある。

何かをしたからすごいとか、そういうことばかりではないと思うけど、子どもたちが何か新しい経験をしたとか、知らないことを知ったとか、そういうことは親として純粋に嬉しいものだ。

なぜかというと、そこには必ずしも嬉しい、楽しい、自信になった、というようなポジティブと思えるものだけでなく、

緊張した、怖い思いをした、嫌な思いをした、自信をなくした、というようなネガティヴなものもあるかもしれなくて、

でもそういう経験すべてが生きるということであり、生きる喜びだと思うから。

学校に行ってない=何もしてない
と思いがちだけど、、、とんでもございません!

子どもたちは毎日生きているのだ。

生きて学んでいるのだ。

私がいつも言いたいのは、家が学校、家族が学校、生きてるだけで学校、ということ。

読み書き計算、必要になれば勝手に学ぶよ!

というより、学ぶなんていう意識がなくても気づいたら読めるようになってた、書けるようになってた、

簡単な計算や、二分の一・三分の一なんてのも理解してた、なんてことはザラにあるので(^^)

それにはまず子どものやってることをなんの評価もなく、できることなら興味津々に覗いてみたり、ニコニコ見守ってみたり。

大人も自分のやってることをなんの評価もなくニコニコ見守ってもらえたら嬉しいよね(^^)

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。