子ども4人不登校からの学び

パートナーシップで大切にしていること①

夫が書く習慣をつけるためにほぼ毎日Facebookに投稿していて、先日友人からいただいたお題で「パートナーシップで大切にしていること3つ」というのを書いてたので私も書いてみることにした。

まずその前に私は2015年をスタートとに子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問われ、「子どもたちをどうにかしなければ」というところから、

「これは子どもの問題ではなく自分の問題であり、私は夫との関係を再構築したいのだ」ということに気づいた、、、という過去がある。

そこから諦めそうになったり投げやりになったりしながらも、ゆっくりと時間をかけたどり着いた今までを振り返ってみて、改めて大切にしてきたことはと問われるとなんだろう、、と考えてみたことのシェアである。

①自分と夫は別の人間だということを理解しておくこと

母親は特に子どもと自分を同一化してしまいがちだが、夫ともまたそういうことは起こりがちだろう。

私は自分の幼少期の体験から「親は子どもを最優先すべきである」という信念を持っていた。これも自覚はなく自己探求の過程で気づいたことであるが、
私は「何をおいても子どものことが最優先」を無意識に貫いていたし、それができないときは自分を責めていた。

そしてそんな私に相反する夫、いつでも自分優先で身勝手に当時は見えていた。
子どもを優先しない夫が全く理解できなかったし心の中でいつも責めていた。

だがあるときパッカーーンと気づきが起きた。

私は自分の生まれ育った環境のせいで「子どもが最優先」を持ち続けていたが、夫は全く別の環境で育ってきており、そんな信念は持ち合わせていないのだと。

だから私がいくら怒って責めても夫にはいまいちピンとこなかったのだろうと思う。

そして夫の頭の中と私の頭の中はまるで違うことも理解した。

普段考えていることもまるで違うわけで、私の中にあるものは取り出して見せないことには、夫にとっては存在していないのと同じことだと。

そこから私は、普段どんな思いで子育てしているのかとか、夫に対しても「こんなふうにしてもらいたいんだ」ということを口に出したり時には手紙に書いたりして伝えることをはじめた。

そして夫には夫で大切にしているものやことがあり、私には理解できないことでも
「あなたにとってはそうなんだね」という視線を持つことに努めた。

これは子育てのみならず、例えば普段の生活習慣や地域の行事に対する考え方や様々なことにも言えるだろう。

そういった様々な違いをコミュニケーションによって擦り合わせ、歩み寄り、例え意見が合わずとも「あなたはそうなんだね」と受容しあっていくのが夫婦なのだろうが、それまではそういうことを知らなかった。

今なら、それこそが夫婦の歩みだとわかるのだけれど。

もったいぶって続きは次回、、、。

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勇気づけアドバイザー金丸由貴子

勇気づけアドバイザー

金丸 由貴子

47歳。果樹農家の嫁。元介護職。 4人の子どもたちが次々に学校に行かなくなり人生を問いただされた39歳から8年経過。 夫とともに自己探求しながら、毎日みんなで笑顔で過ごせるのが何より大事ということに行き着く。 2023現在、長女21歳、次女19歳、長男15歳、次男13歳。